2014年から2018年までリバプールで活躍したエムレ・ジャン。今冬の移籍市場でプレミアリーグ復帰が取り出たされおり、とくにリバプールの宿敵であるマンチェスター・ユナイテッドが強い興味を持っていると伝えられている。
マウリツィオ・サッリがユベントスに就任してから、わずか8試合しか出番が与えられず、ドイツ代表にコンスタントに呼ばれるためにも、移籍して出場機会を確保したところ。
実際にオファーがあったかは不明だが、マンUの興味に対して、ジャン自身が選択肢に入れない決断をした。リバプールとマンUの間にある強烈なライバル意識がその要因と言われる。
とはいえ、かつてミヒャエル・バラックとも比較されたドイツ人MFのもとには、£25mとも報じられる移籍金は障壁にならないほど、多くのオファーが届いている。噂に上がっているのは、パリ・サン=ジェルマンやバイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムント。いずれも強豪であり、移籍金はたしかに問題ないだろう。
エムレ・ジャンがどこのクラブを選択するかは是非とも注目したいところ。ジャンを逃す可能性が高いマンUはニューカッスルのシーン・ロングスタッフ(兄)やアヤックスの躍進を支えたドニー・ファン・デ・ベークに候補を切り替えた模様。
まさかのマンU移籍をした、かつてのワンダーボーイ(マイケル・オーウェン)とは対極的で、リバプールファンからは歓迎される対応を見せてくれた。