アルネ・スロット監督の2年目にして、リバプールは大きく変わりつつある。2025年の夏には大型補強を実施し、ウーゴ・エキティケやアレクサンデル・イサク、フロリアン・ヴィルツらアタッカー陣を刷新する一方、両サイドバックに新戦力を迎え入れた。
しかし、リバプールの未来に向けた戦力の再構築は終わらない。モハメド・サラーやフィルジル・ファンダイク、アンディ・ロバートソンらの後釜を担う選手に視線を送る一方で、イブラヒマ・コナテとの契約更新が難航し、ジョー・ゴメスもイタリア行きが報じられる中、センターバック陣の強化は避けられない。
あくまで来シーズンからの加入だが、リバプールはレンヌと20歳DFジェレミー・ジャケ獲得に成功。元リバプールMFジェーメイン・ペナントは、今回の移籍劇をポジティブに捉えつつも、インテル・ミラノのイタリア代表DFアレッサンドロ・バストーニ獲得にも動くべきだと力説した。
「ディフェンダーが必要な現状を考えれば、第一印象はポジティブなものだ。1月の加入ではないことは分かっているが、イブラヒマ・コナテの状況が不透明な以上、選手層が薄くなるリスクがある。夏の移籍市場が開く前に一人確保できたという事実は大きい。後手に回って追いかけるのではなく、先手を打てているのは良い兆候だ。」
「(彼にとって)最初のシーズンになるわけだから、まだ多くの疑問符がつくのは当然だろう。絶賛する声が多いのも知っている。だが、プレミアリーグで通用するのか?という問いに対しては、まだ答えが出ていない。それでも、新たな戦力の加入は誰もが歓迎するものだ。」
「すぐにスタメンを張るとは思えない。特にコナテが残留していればなおさら。今回の補強は、より将来を見据えたものだと考えている。もちろん、来シーズンにおいて彼が大きな役割を担うことは間違いないだろうが、レギュラーとして定着するかどうかは未知数。」
「とはいえ、プレシーズンで素晴らしいパフォーマンスを見せれば、開幕戦で先発の座を勝ち取り、そのままポジションを確保する可能性もある。そういった意味では、まだ見極めるべき点は多い。来シーズン、彼がチームの中でどのような役割を果たすのか、いずれ明らかになるはず。」
「しかし、今回の補強は即戦力としてのポテンシャルも秘めている。すぐにスタメンに名を連ねるかもしれないし、ジョヴァンニ・レオーニが復帰した際にチームを活性化させる存在になるかもしれない。それこそが、我々が目指している未来の形なのだろう。」
「また、インテル・ミラノに所属するアレッサンドロ・バストーニの噂も、個人的には非常に魅力的に感じている。バックラインならどこでもこなせる選手だ。インテルでは左サイドバックとしてプレーする姿も見せているし、もちろんセンターバックとしても高いレベルにある。それこそが、まさに我々が求めている要素だ。リバプールのプレースタイルを考えれば、対戦相手が引いて守る “ローブロック” を敷いてくるため、ディフェンダーがボールを持つ時間は必然的に長くなる。」
「足元の技術に長け、自らボールを運ぶことができ、広いパスレンジを誇るディフェンダーがいれば、チームにとって大きな助けになるはず。コナテは、こうしたテクニカルな局面において時折苦戦する傾向がある。そういった意味でも、バストーニの加入は非常に効果的な補強になるだろう。」
The ECHO
