オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクが35歳を目前にし、守備の要として長年君臨してきたイブラヒマ・コナテの去就が不透明さを増している。加えて、28歳DFジョー・ゴメスにはイタリアからの関心が報じられている。
19歳DFジョヴァンニ・レオーニはカップ戦で期待をのぞかせるも、シーズン終了の負傷を負ってしまい、その実力を証明できていない。スタッド・レンヌの20歳DFジェレミー・ジャケが来季から加入するが、コナテとゴメスの両選手が万が一にも退団したシナリオに備える必要がある。
ドイツメディア『Fussball Daten』が報じたニュースによれば、リバプールはセンターバック陣のさらなる強化に向けて、ニューカッスル・ユナイテッドに所属するマリック・チャウをリストの最上位に据えているようだ。
ドイツ出身の24歳DFはシャルケで頭角を現し、イタリアの名門ACミランでその才能を完全に開花。今シーズンからプレーするイングランドの地でもその実力を遺憾なく発揮しており、エディ・ハウ監督率いるチームの欠かせない存在となった。
ニューカッスル・ユナイテッド側は同選手を高く評価しており、移籍金として8000万ユーロという強気の値段設定とも。2029年6月までの契約に加えて、プレミアリーグのライバルチームに放出となれば妥当な金額とも言える。
チャウの魅力は、現代のセンターバックに求められるあらゆる要素を高次元で兼ね備えていることにある。190cmを超える長身でありながら、足元の技術が極めて正確であり、プレッシャーを受けた状態でも冷静にパスを繋ぐことができる。
ボールを跳ね返すだけでなく、常に次の展開を予測してポジションを取っていることが理解できる。ドイツ人らしい規律正しさと、イタリアで培われたタクティカルな判断力、そしてプレミアリーグの激しい肉弾戦にも動じない強靭なディフェンスと、ハイレベルなセンターバックであることを証明し続けている。
ただし、アンフィールド行きの可能性は限りなく低いと言ってしまって問題ないだろう。ジャケの獲得によって、リバプールの補強における最優先はモハメド・サラーの後継者に向けられており、コナテが退団した場合には、レオーニとジャケがファンダイクの相棒を競う想定。
控えに回るかもしれない選手に対して、8000万ユーロは高額すぎる。さらに、プレミアリーグでの挑戦もまだ初年度で、継続的に活躍できるかどうかは注意深く観察しなけれならない。
今年の夏の移籍マーケットで、元ACミランDFがニューカッスルからリバプール移籍するとは思えないが、どんでん返しが待ち受けているのだろうか…?
