イングランド代表MFカルバン・フィリップスは、リーズ・ユナイテッドに生涯を誓う!

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Kalvin Phillips is happy at Leeds and has no desire to leave despite Liverpool interest 代表

EURO2020で初めて決勝に駒を進めたイングランド代表。有望な若手選手を多く有するサッカーの母国は、史上初となるEURO制覇を目指して、ファイナルでイタリア代表と雌雄を決する。同国チームの中盤で汗かき役かつ攻撃のタクトを振るうのが、リーズ・ユナイテッドMFカルバン・フィリップス。

準決勝でデンマークに大会初失点を喫してしまい、無失点優勝こそなくなってしまったが、無尽蔵のスタミナでディフェンス陣をサポートし続ける。攻撃面でも貢献しており、グループステージ初戦クロアチア戦では、FWラヒーム・スターリングの得点をアシストしている。

同選手には以前からリバプールの関心が伝えられており、同国代表MFジョーダン・ヘンダーソンやPSG移籍したオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムの世代交代を担うミッドフィルダーとして注目されている。

リーズで生まれ育ち、リーズ・ユナイテッド下部組織でサッカー選手として成長。チームと共にプレミアリーグ昇格を果たすと、初挑戦となる舞台で実力を存分に発揮。クラブでは守備的MFを担い、守備陣の前でフィルター役として、また前線への長短のパスで攻撃にスイッチを入れる重要な戦力として、マルセロ・ビエルサ監督からも絶大なる信頼を得ている。

リーズでは211試合13ゴール13アシストの成績を残しており、数字には残らない部分での貢献も高く評価されている。移籍の噂が飛び交う中でも、代理人を務めるケビン・シャープ氏は地元クラブでもあるリーズ・ユナイテッドで生涯を終えることを願っていると強調している。

「2019年に契約延長に合意する前には、多くの関心が届いており、選手と一緒にメリットとデメリットを詳しく話し合った。」

「彼の希望は決して退団せずに、子供の頃からサポートし続けるチームのためにプレーすることだた。」

「2019年9月に合意した契約内容には、プレミアリーグに昇格した場合のみ有効になるという条項を含んでいた。結果的にはクラブは昇格し、トップリーグで戦っている。」

「少しギャンブルだと理解していたけど、ビエルサ監督の元でリーズが昇格すると知っていたし、実際に昇格を成し遂げた。」

「フィリップスはリーズで幸せだし、移籍したい願望は全くない。いまはクラブと代表の両チームで全力を尽くすだけだね。」

ビッグクラブでもスタメンでプレーできるほどの能力を持っているだけに、より上のチームで活躍する姿を観てみたい。一方で、リーズ・ユナイテッドは昨シーズンにはエバートンと同じ勝ち点で9位でリーグを終えており、今後の飛躍にも期待が大きい。

うまく行けば、来シーズンにはヨーロッパリーグ出場権争いを繰り広げられるほどのチーム力を誇っており、補強次第ではビッククラブを上回れるかもしれない。イングランドの古豪が、ふたたびかつての輝きを取り戻すためには、イングランドMFの存在は必要不可欠だ…

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