前任者ジネディーヌ・ジダンがチームを去り、エバートンからカルロ・アンチェロッティ新監督を迎え入れたレアル・マドリード。EURO2020ではフランス代表で活躍したFWカリム・ベンゼマが高齢化しており、新たなるエースを追い求めている。
その筆頭が、かねてから噂されていたフランス代表FWキリアン・エムバペ。19歳でワールドカップ優勝を達成した神童は、順調に成長を続け、いまでは世界でもトップクラスのストライカーへと変化を遂げた。
パリ・サンジェルマンとの契約延長を望まないと言われる同選手には、レアル・マドリードが熱い視線を向けている。『Fichajes』によると、今夏での移籍が実現するかに思えた取引だが、新型コロナに伴う財政難が移籍の可能性を低下させている。
ただ、アンチェロッティ新監督は新たなストライカー獲得を諦めていない。同クラブのフロレンティーノ・ペレス会長に対して、エムバペの代役として、リバプールからエジプト代表FWモハメド・サラー獲得を進言しているようだ。
同報道によれば、エジプシャン・キングの現行契約が残り2年となっており、割り引いた移籍金でチームに迎え入れることが可能だと報じている。ユルゲン・クロップ監督は同選手の放出は考えておらず、キリアン・エムバペ以上に労力が必要になると想像する。
過去4シーズンで203試合125ゴールと得点を量産し続けたエジプト代表のエースは、スペインに新天地を求める未来はやってくるのだろうか…?