リバプールとの契約期間が今シーズンまでとなっているアダム・ララーナ。契約延長せず、フリーでの退団が有力視されている。そんなララーナに対して、複数のプレミアリーグが興味を示しているが、レスター・シティが獲得レースをリードしている模様。
ここ数シーズン、ケガの影響もあり、なかなか出場機会を得られない日々が続いている。今シーズンはキャンプで守備的MFのポジションも試すが、ファビーニョやヘンダーソンなどスタメン組の牙城を崩せずにいる。出場機会を増やしたいララーナとしては、退団は既定路線。貴重なバックアッパーとしてリバプールに残る可能性は限りなく低い。
ブレンダン・ロジャーズとの再会?
移籍先の最有力候補は、レスター・シティ。クロップが就任する前までリバプールで指揮を取っていたブレンダン・ロジャーズが監督を務めるクラブであり、ララーナをリバプールに迎え入れた張本人。ララーナの絶頂期を知る人物であり、特徴や強みを深く理解している。
マディソンやティーレマンスなど若く才能豊かなMFを有するレスター。ヴァーディーやエヴァンスなどベテランもスタメンに名を連ねている一方で、中盤で経験豊富な選手がいない。中盤を引き締め経験を注入する傍ら、スタメン競争を激化させるためにも、レスターにとって最適な選択肢と言える。
まだ加入が決定はしていない。ただ、慣れ親しんだ監督の存在は魅力的に映るだろう。どのクラブに行くにしても、長年リバプールに貢献し、ピッチを走り回ったララーナの活躍を見守っていきたい。