昨シーズン、ローン移籍含めて3年間過ごしたウルヴァーハンプトン・ワンダラーズを離れ、リヴァプールに新天地を求めたポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタ。怪我の影響があったにも関わらず、今季は30試合13ゴールを挙げたシーズンの再現を狙いたい。
この夏はEURO2020に代表の一員として参加しており、ベルギー代表に敗れるまでの4試合すべてで先発出場。1ゴール1アシストに留まったものの、ジョッタらしさを随所に散りばめ、存在感を発揮していた。
少し遅れてプレシーズン・キャンプに合流。直後にLFC公式とのインタビューに応じた同選手は、新しいシーズンへの展望や意気込みを語っている。
おかえり、ディオゴ!代表チームの観点から、この夏をどのように捉えていますか?
「うーんと、ポルトガルとして望んだ結果ではなかった。でも、サッカーはときどき酷なものだ。夏休みはしっかりと取れたし、いまは準備万端だよ。」
どのように身体を休めましたか?また、新たなシーズンに向けて準備はできていますか?
「1週間ほど休みをもらったけど、5ヶ月になる子供がいることもあり、大変な日々だった。いつもとは違う夏だったよ。その後は少しずつランニングを開始し、身体に異常がないことを確認しながら、チームに合流するための準備に取り掛かった。」
プレシーズンに復帰してからのトレーニングはいかがでしょうか?
「昨年はシーズン途中で加入したから、これがリバプールでの初めてのプレシーズンになる。新しい練習のやり方から学ぼうと努力しているけど、同じサッカーだから準備できているよ。」
ここは素敵な雰囲気があります。タフな練習ですが、多くの選手たちがコンディションを取り戻し、開幕に向けてギアを上げているのは励みになりますか?
「リラックスした雰囲気だね。ここに集って、フリータイムも多い。でも、ピッチに出ればハードワークに取り組むべきことを理解しているし、ここにいるもっとも重要なパートだからね。ただ、多くのフリータイムを一緒に過ごすのは、チームにとって良いこと。フィットしているし、自信は高まるばかり。」
選手たちと話し合い、人となりを理解することをどれほど重要に感じてますか?
「昨年はそのような機会がなかったから、いま関係性を構築している。休憩も必要だけど、すべてには時間がある。選手同士の良好な関係は、ピッチ上で大きな違いを生むと思う。」
昨年は慌ただしさが残る中で、リバプールに加入。周りの選手たちとリレーションシップを築く時間もなかったものの、高い順応性を発揮した同選手は、加入直後から攻撃陣を引っ張るひとりとして活躍。
今季は関係性を深めた状態で新たなシーズンに臨めることもあり、期待は高まるばかり。充実した練習とフリータイムを過ごす元ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFWは、さらなるゴールを積み重ねられるだろうか…?