今シーズン、リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督に変化が生じてる。すでにお気づきの方も多いと思うが、監督のアイコンでもあったメガネを掛けていないのだ。見慣れない風貌に違和感を覚えてしまうのは、私だけだろうか…?
ドイツとイングランドで数々のタイトルをもたらし続ける名将には、メガネは必須アイテムだった。イラストでもメガネは欠かせず、象徴するアイテムとして有名だ。壊滅的ながら3位でシーズンを終えた昨シーズンからの浮上を目指す今季は、新たな容姿で大型補強を敢行するライバルたちに挑む。
監督に一体何が起こっただろうか?レーザー手術を行ったのか、コンタクトレンズを入れ始めたのか、はたまた別の最先端手術を内密に実施したのか…いずれも不正解。メガネを掛けていない理由を問われたクロップ監督は、『Bild』に真相を語っている。
「完全にプライベートな話だけど、そのうち説明しようと考えていた。」
「10歳からずっとメガネを掛けていて、もう44年になる。最近の問題は、メガネでは視力の悪さをこれ以上改善させられないんだ。」
「解決策は小さな施術をするしかなかった。レーザー手術などは行っていないけど、現時点ではメガネなしでよく見えているよ。」
「おそらくメガネなしだと不思議に見えるかもしれないけど、もう必要ない。とはいえ、必要になれば、またメガネをかけ始めるよ。」
チェルシー戦では惜しくもドローとなったが、それまではプレミアリーグ2連勝に導いていており、説明の通り、視力は問題なさそうだ。選手セレクションも抜群で、新鮮な風貌も相まって、呪われたような昨シーズンからの復活を予見するような新たな出発を果たした。
監督によれば、ふたたびメガネに戻る可能性も残しているが、今後はノーメガネ・ルックで様々なトロフィーを獲得してもらいたい…