リーズ・ユナイテッド戦で足首を脱臼骨折してしまってリヴァプールFWハーヴェイ・エリオット。慣れないミッドフィルダーでの起用にも見事なパフォーマンスで期待に応え、第2戦バーンリー戦から3試合連続で先発出場を果たしていた。
わずか18歳ながらも落ち着き払ったプレーをアンフィールドを歓喜させ、大物感を漂わせている。今回の負傷により長期的に離脱することになるが、今シーズン終盤には復帰できそうだ。今後はリハビリに励み、精神的にもタフになって戻ってくることを数多くのサポーターが祈っている。
そんなサポーターと同様な思いを、AFCボーンマスのスコット・パーカー監督も抱えている。フラム時代に、下部組織で異彩を放っていたハーヴェイ・エリオットにプレミアリーグデビューを与えた張本人。16歳30日でのデビューは、最年少出場記録を更新。
フラムから移籍後、ブラックバーン・ローヴァーズでの武者修行で急成長。42試合7ゴール11アシストと稀有な結果を残し、今季はジョルジニオ・ワイナルドゥムが抜けた中盤にコンバートされていた。
『Daily Echo』に対して、同選手について質問されたパーカー監督はひどい怪我だったものの、より力強くなって戻ってくるだろうと予期している。
「彼とは話してはいない。タックルは確認したし、エリオットの怪我も見たが、本当にひどい状態だった。」
「しかし、遠くから見ていても、彼の対処の仕方は非常にポジティブなものでした。」
「読んだ内容やエリオットのことを知っているだけに、間違いなく、彼はより強く、より良くなって戻ってくるだろう。まだ若く、彼の成功を心から願っているよ。」
たった数年間で、プレミアリーグの強豪クラブでスタメンを張るほどに成長したイングランドU-21代表FWに向けて心温まるメッセージを残した元イングランド代表MF。
これからも大きく成長し、国を代表する選手になり得るポテンシャルを有してるだけに、パーカー監督が述べた通り、肉体的にも精神的にもたくましくなって復帰してくれるだろう…