スウォンジー・シティDFリース・ウィリアムズが人種差別の標的に…

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Swansea City defender Rhys Williams targeted for racism during the game vs Luton Town 未分類

今夏の移籍市場における締め切り間近で、チャンピオンシップで戦うことを選択したリヴァプールDFリース・ウィリアムズは、過去にはリアン・ブリュースター(現シェフィールド・ユナイテッド)もレンタルで在籍していたスウォンジー・シティで1年間の武者修行に励む。

加入後、第6節ハル・シティ戦で新天地デビューを飾ると、今週末に行われた第8節アウェイでのルートン・タウン戦でも先発出場を果たす。前半23分までに3失点を許す展開となり、ハーフタイムで途中交代となったが、チームは後半に3点を奪い同点に追いついて試合終了。

21位と低迷する同クラブは、勝ち点ゼロを免れたわけだが、試合中DFリース・ウィリアムズがホームチームのサポーターから人種差別を受けていたことが発覚した。スウォンジー・シティは主審を担当したトニー・ハリントンならびにベッドフォードシャー警察へ報告した旨を表明し、正式声明をクラブ公式サイトに掲載した。

「スウォンジー・シティは、あらゆる種類の人種差別と虐待を非難します。サッカー界だけでなく、どのような人生においても存在すべきではない。」

「クラブは、試合終了後に迅速な対応をしてくれたベッドフォードシャー警察とルートン・タウン・フットボール・クラブの両方に感謝の意を表します。」

「ベッドフォードシャー警察は、この事件についての調査を開始しました。警察はグラウンドで調査を行い、ルートン・タウンと協力して関係者の特定を進めています。」

「ウィリアムズは、当フットボールクラブの全員から全面的に支持されており、ローン元であるリバプールとは、選手が必要とするあらゆるサポートを確保すべく対話を行っています。」

「スウォンジー・シティは、この件に関して関係当局と引き続き協力していきます。」

なお、対戦相手であるルートン・タウンも人種差別に対して断固たる姿勢で臨む声明を発表。警察の調査には全面的に協力していく旨を公表し、リース・ウィリアムズやスウォンジー・シティに惜しみないサポートを実施するとしている。

「ルートン・タウンは人種差別を拒絶しており、我々のスタジアムは国内で最も人種的・文化的に多様な地域の一つに位置しているため、人種差別と戦ってきた歴史的な記録を誇りに思っています。」

「当クラブはこれまでも、そしてこれからも、あらゆる種類の差別に対して徹底的に取り締まるポリシーを掲げています。」

「サッカー界や社会全体において、オンラインであれ対面であれ、誰に対しても容認できるものではありません。本件に関する警察の調査には引き続き協力していきます。」

「我々はウィリアムズとスウォンジーを全面的にサポートします。」

「差別的な発言をした張本人は、クラブから最も厳しい制裁を受け、ケニルワース・ロードに戻ることは許されません。」

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