FIFAワールドカップを来夏に控え、リバプールDFジョー・ゴメスが出場機会の少なさに頭を悩ませる

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With the FIFA World Cup next summer, Liverpool defender Joe Gomez is worried about his lack of opportunities チーム

フィルジル・ファンダイクら主力センターバック陣に負傷が相次ぎ、本職ではないファビーニョやジョーダン・ヘンダーソンがセンターバックを務めつつ、若手DFナサニエル・フィリップスやリース・ウィリアムズが穴を埋めた。

イングランド代表DFジョー・ゴメスも代表チームとのトレーニング中に怪我を負うと、長期離脱を余儀なくされた。その影響で今夏開催のEURO2020に参戦できておらず、2020年10月ウェールズ代表との親善試合以来、代表選に出場できていない。

来年の夏には、カタールでワールドカップが開催され、世界各国で出場権を求めた予選が佳境を迎えている。イングランド代表は8試合終えた時点で、勝ち点20を稼いでおり、2位ポーランドに勝ち点3差を付けている。余程のことがなければ、グループトップでW杯への切符を手に入れられそうだ。

ただし、ジョー・ゴメスは代表復帰で足踏みをしている。一昨年にプレミアリーグ制覇した際には、オランダ代表DFと最高のパートナーシップで、強固なディフェンスラインを築いた同選手だが、今シーズンは出場機会に恵まれていない。

RBライプツィヒから未来のフランス代表DFイブラヒマ・コナテが加入し、ポジション争いが激化。開幕戦からオランダ代表DFの相棒を任されているジョエル・マティプがリードしており、大勝したマンチェスター・ユナイテッド戦で先発したフランスU-21代表DFが3番手と目されている。

序列が下がっており、実質的には4番手センターバック扱い。『90min』によれば、プレミアリーグでもトップクラスの能力を持ち、代表復帰を目指すリバプールDFは、ガレス・サウスゲート監督へのアピールする機会が少なさを心配している。

今のところ退団は考えておらず、まずはふたたびファンダイクの相棒の座に戻ることに集中している。ただし、マティプやコナテとライバルは強力であることも理解しており、スタメン復帰は長い道のりになる。

来年1月には移籍市場がオープン。各国代表の選出で当落線上におり、クラブで出場機会を得られていない選手たちはレギュラーとして試合に出れる環境を求めて、完全移籍やローン移籍で新天地を探す始める。

ジョー・ゴメスも例外ではなく、もし4番手のままシーズンを終えることになれば、W杯出場は難しい。代表レベルでのポジションを競うハリー・マグワイアやジョン・ストーンズらもコンディションを崩す、もしくはベンチでの時間が増えており、試合にさえ出れればイングランド代表で先発の座を射止めることも夢ではない。

完全移籍での放出を容認するとは思えず、あくまでレンタル移籍になりそうだが、現時点では残留の可能性が最も高いのが事実。右サイドバックでもプレー可能な万能型センターバックは、今季中に新たなクラブを求めて去る未来はやってきてしまうのだろうか…?

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