カラバオカップ決勝進出の立役者…リバプールFWディオゴ・ジョッタに対して、監督とチームメイトが絶賛の嵐

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Helping us reach the Carabao Cup final... Liverpool manager and team-mates full of praise for Diogo Jota チーム

カラバオカップ決勝進出を懸けて、ホーム&アウェイでアーセナルと対戦したリバプールは、エミレーツ・スタジアムにて大人のサッカーを展開し、見事チェルシーが待ち受けるファイナルの舞台へ歩みを進めた。

1stレグにおいて、試合の早い段階で1発レッドカードで数的有利に立ったリバプールだが、ホームの利点を生かせずに攻めあぐねた。何度か迎えた決定機もミスしてしまい、嫌な流れでアンフィールドでの一戦を終えたリバプールは、気持ちの切り替えが求められた。

2ndレグでは、詰めかけたサポーターの後押しを受けたアーセナルが試合開始から激しいプレッシングを遂行。なかなかパスがつながらず、ホームチームにボールを握られる展開が続いたリバプール。パスミスも目立ち、アレクサンドル・ラカゼットがポストを叩くフリーキックを放つなどピンチを迎えた。

ただし、それ以外はフィルジル・ファンダイク率いる最終ラインが冷静に対応し、決定的な機会を作らせず、最後のところは仕事させない。すると徐々にプレスの強度が落ち始め、リバプールもボールを保持するように。

アウェイチームに流れが傾き始めたとき、リバプールに歓喜の瞬間が訪れる。パスを受けたポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタが日本代表DF冨安健洋を華麗に交わし、ゴール方向に侵入していくと、若干当たり損ねたシュートがキーパーの逆をつき、見事にゴールに吸い込まれた。

先制に成功したリバプールは試合をコントロールし始める。ブカヨ・サカが何度かチャンスを作り出すも、アリソン・ベッカーの代わりに出場したGKクィービーン・ケレハーが落ち着いた対応を見せ、若きアーセナルにレベルの違いを見せつける。

後半に突入すると、コーナーキックから途中出場したイブラヒマ・コナテが強さと高さを見せ付け、ヘディングシュートがポストに阻まれるシーンなど攻め続けるリバプール。77分には勝利を引き寄せるゴールを、ポルトガル代表がふたたび決め切る。

トレント・アレクサンダー=アーノルドからのロングフィードに抜け出した同ストライカーは、見事すぎる胸トラップから、ボールを浮かして相手キーパーを破る。試合終盤は諦めないアーセナルががむしゃらに攻撃を仕掛けるが、途中投入されたトーマス・パルティがイエローカード2枚を提示され退場。

1stレグに続いて、退場者を出したアーセナルは万事休す。プレミアリーグでは好調を維持するホームチームに対して、うまく対処したリバプールが決勝に駒を進めた。

この試合の立役者はなんと言っても、リバプールFWディオゴ・ジョッタだろう。いずれもレベルの高い動きと決定力でゴールを奪い、チームに勝利をもたらした。この大活躍に、ユルゲン・クロップ監督は獲得する前から予見していたことを強調しながら、プレーを褒め称えた。

「彼が加入したとき、我々は彼が大きな助けになってくれると完全に確信していた。」

「獲得する前に選手を見るとき、現在はその気になれば100試合は見ることができるし、本当に自信があったんだ。」

「彼はここに来てからさらにステップアップし、貴重な戦力になっている。本当の意味で、ワールドクラスのストライカーに変貌を遂げた。ほんとに助けてくれているよ。」

Sky Sports

2点目となるゴールをアシストしたイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドも卓越した両ゴールを絶賛しつつも、チェルシーとの決勝戦に向けての意気込みを語っている。

「(ディオゴ・)ジョッタの最初のゴールはほんとに素晴らしく、彼らしいプレーだったね。2点目もまた、見事なプレーを見せた。」

「彼はワールドクラスの選手で、リバプール在籍期間でおそらく最高のパフォーマンスを披露している。もっと多くのゴールを期待したいし、決勝戦では勝利を手にしたいね。」

Sky Sports

今年2月末、ウェンブリー・スタジアムにて開催されるカラバオカップ決勝。モハメド・サラーやサディオ・マネもアフリカ選手権から戻ってくるものの、ディオゴ・ジョッタの活躍は欠かせないものになるはずだ…

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