ジョーダン・ヘンダーソンやジェームズ・ミルナー、チアゴ・アルカンタラと30歳を超えて活躍するリバプール。ファビーニョ以外、ナビ・ケイタやアレックス・オックスレイド=チェンバレンら中堅選手は安定的なパフォーマンスを見せられていない。
そうなれば、期待は若手選手に集まるのも必然。ハーヴェイ・エリオットやカーティス・ジョーンズ、タイラー・モートンらが台頭し始めているものの、まだまだ経験不足。大きすぎる期待は成長の妨げになることもあり、ミッドフィルダー陣のアップグレードは必須だろう。
中でも、ジョルジニオ・ワイナルドゥム退団後には中盤の守備への切り替えや激しいプレッシングが失われている試合も多く、高いラインを敷く最終ラインを簡単に突破されるパスを出されることも数多い。
かつてリバプールで一時代を築いた元イングランド代表MFジョン・バーンズは、古巣クラブの中盤に警鐘を鳴らしつつも、ブライトンで活躍しているMFイヴ・ビスマは理想的な補強ターゲットであると太鼓判を押している。
「リバプール視点で言えば、イヴ・ビスマがニューカッスルやアストン・ヴィラではなく、アンフィールドでプレーする姿を目にするのは素敵だろう。」
「リバプールのミッドフィルダー陣の年齢を見ると、30歳以上の選手が多く、ビスマは若く、クラブにとって素晴らしい契約となるだろう。」
「ビスマが今すぐブライトンを去り、降格争いの渦中にある他のクラブと契約したいのかどうかについては、それは彼次第だ。」
「しかし、現時点で彼が持っているクオリティは、(アストン・ヴィラやニューカッスルよりも)もっと上を目指すべきだね。」
「ニューカッスルは素晴らしいクラブだが、リバプールかニューカッスルかと問われれば、リバプールを選ぶのは当然だろう。」
「リバプールにとって、理想的なセントラルミッドフィルダーのテンプレートを作りたかったら、ビスマは完璧に当てはまる。」
BonusCodeBets
昨年の夏にも獲得の噂が絶えなかったブライトンに所属するマリ代表ミッドフィルダーだが、今年の夏にも激しい争奪戦が展開されることは避けられない。ブライトンが中盤の主軸を担っているプレーヤーの放出を望むわけもなく、高額な移籍金が必要になるかもしれない。
ただし、守備的な役割も任せられ、攻撃においても的確なパスで貢献できるミッドフィルダーは貴重な戦力になるのは間違いない。ルイス・ディアスの加入で劇的に変化が生じるであろう今夏の補強プランだが、リバプールはどのように太刀振る舞うのだろうか…?