ルイス・ディアスに続いて、フラムに所属するイングランドU-18代表MFファビオ・カルヴァーリョ獲得を狙ったリバプール。フラムとはクラブ間合意に至り、5年契約を準備し、ロンドンでのメディカルチェックも実施されたものの、書類が間に合わずにこの冬での移籍は成立しなかった。
ただし、リバプールの同選手への関心は収まることはない。ハーヴェイ・エリオット獲得で両チームの関係が拗れたものの、その後ウェールズ代表ハリー・ウィルソンを譲渡し、同じくウェールズ代表DFネコ・ウィリアムズもフラムへローン移籍が決定。ファビオ・カルヴァーリョ獲得に向けて、下準備を進めている。
バイエルン・ミュンヘンやボルシア・ドルトムントらドイツの強豪クラブ、ならびにチェルシーも関心を示すと伝えられる同選手だが、すでに心はリバプールに惹きつけられているようだ。英国人ジャーナリストによると、今夏の移籍に向けた話し合いが順調に進んでいる。
「ファビオ・カルヴァーリョが今夏リバプールの選手になるらしい…関係者はこの状況についてリラックスしており、選手もクロップ監督のもとでプレーすることを熱望している。フラムもこの取引を望んでいる。」
I’m told Fabio Carvalho will be a Liverpool player this summer… all parties relaxed about the situation and the player is keen to play for Klopp. Fulham want the deal done as well. To be continued… #LFC pic.twitter.com/9Twk8kaK9y
— Kevin Palmer (@RealKevinPalmer) February 1, 2022
今年の夏には契約満了となり、フリーでの移籍も可能になるフラムMF。本来であれば、リバプールは移籍金なしで、補償金のみの支払いでチームに迎えられることになる。しかし、フラムを納得させ、他のメガクラブの参入を防ぐために移籍金での取引が遂行される可能性がある。
この冬において両クラブは長い話し合いの末に、条件については納得していたため、近日中にも取引がまとまる可能性すらある。昨シーズンのイブラヒマ・コナテのようにシーズン中に契約が発表され、プレシーズンからの加入があるかもしれない。
はたして、イングランドU-18代表MFは来シーズン、どこのクラブで活躍するのだろうか…?