チャンピオンズリーグ・ラウンド16。サン・シーロでのファーストレグで苦しみながらも、2ゴールで先勝したリバプール。アウェイで貴重な2点差リードを奪い、アンフィールドで開催予定のセカンドレグに挑む。
要塞での行われ、さらにはリバプールとインテルとの実力や戦力差から、すでに決着がついたような論調も多い中、リバプールDFアンディ・ロバートソンは決して気を緩めるべきではなく、インテルは無我夢中で襲いかかってくるだおると予想している。
「この試合はまだ終わっていない。」
「インテル・ミラノは素晴らしいチームで、彼らはそれを証明した。」
「リターンレグでは、彼らは自信満々でアンフィールドにやってきて、ベスト8進出できると信じて、僕らに問題を突きつけることだろう。」
ロベルト・フィルミーノの正確すぎるヘディングゴールで先制点を奪い、モハメド・サラーもインテルのディフェンス陣を縫うような得点で2点目を獲得。決定力の差が試合を分けたものの、インテル・ミラノもポストを叩くシュートを放つなど、得点できそうな雰囲気を漂わせた時間帯もあった。
アウェイでの決戦で、3得点を挙げなければならないインテルからすれば、セカンドレグは試合開始早々から激しいプレッシングを仕掛け、畳み掛けるような攻撃を仕掛けたいはず。失うものは何もない状態で対決を迎えるだけに、不穏な空気を漂わせる。
それでも、大観衆の前でプレーできるアドバンテージは有利すぎる。ましてや、アンフィールドというただならぬ雰囲気を持つスタジアムだけに、初めてプレーする選手は圧倒され、本来のプレーを発揮できない可能性を高める。
過密日程が続くだけに、少しローテーションして臨むかもしれないリバプールだけに、スコットランド代表キャプテンの言葉通り、気を引き締めてインテルとのベスト8を懸けた一戦に臨まなければならないだろう…