アストン・ヴィラだけじゃなく、ニューカッスルもイングランド代表復帰を目指すリバプールDFに関心か

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Not only Aston Villa, but also Newcastle is interested in the Liverpool defender to return to the English national team チーム

フィルジル・ファンダイクやジョエル・マティプ、イブラヒマ・コナテらが好パフォーマンスを披露する一方で、昨シーズンの大怪我から復調しきれていないのが、2015年にチャールトンからリバプールに加わったDFジョー・ゴメス。

リバプールが圧巻の強さでプレミアリーグを圧勝した2019/20シーズンにおいては、オランダ代表センターバックと強力なコンビネーションを形成。勝ち点 “99” を稼ぎ出し、イングランド王者になったクラブに大きく貢献した。

昨シーズンにはイングランド代表での練習中に負傷。シーズン絶望となる大怪我に悩まされ、同じく大怪我を負ったフィルジル・ファンダイクとともにリハビリに励み、今シーズンのプレシーズンには復活を遂げた。

しかし、コンディションが戻り切らない。元々持っているスピードや運動神経は鳴りをひそめ、期待されていたディフェンスラインの統率もままならず。マティプやコナテらポジションを争うライバルたちが好調を維持し、怪我もないことから、なかなか出番を得られずにいる。

先日にはノリッジ・シティ戦で久しぶりに先発に名を連ねた同選手だが、身体の重たさが目立ち、デュエルでの弱さも散見された。守備重視で投入されたにも関わらず、相手チームの左サイドから数多くのチャンスを作られ、先制点を奪われた場面でもまずい守備で絡んでしまった。

それでも、持っている能力は高く、イングランド代表復帰を目指す同選手には、スティーブン・ジェラード監督率いるアストン・ヴィラが継続的に関心を抱いている。この冬にもレンタルでの獲得を目指しているとの報道もあり、この夏の移籍市場でも獲得に向けて動き出す可能性が報じられている。

元チャールトンDFに関心を寄せるのは、なにもアストン・ヴィラだけではない。『The Athletic』によれば、1月の移籍市場で5人もの選手を獲得したニューカッスルは、さらなる高みを目指して、今年の夏にもリバプールDF獲得を試みるようだ。

獲得レースの先頭に躍り出ているとも言われており、イングランド北部のクラブからの関心は強い。ダン・バーンやキーラン・トリッピアー、マット・ターゲットらディフェンスラインの強化を行った同クラブだが、エディ・ハウ監督はまだ現有戦力に満足していない。

リバプールでは134試合に出場しているイングランド代表センターバックだが、これまでも何度か大怪我でシーズンを棒に振っており、若くして古傷は多い。小さな怪我を発症することも多く、シーズンを通して戦うことは難しい。

ただし、現時点でリバプールに放出の意思はなく、レンタル移籍も受け入れていない。未来を担うセンターバックのひとりとして認識しており、イブラヒマ・コナテとともにセンターバックコンビを作り上げてもらい、とクロップ監督も考えているはずだ。

それでも、もしも高額な移籍金でのオファーが届けば退団の可能性が出てくるだろうが、今シーズンにおいては、ほとんどベンチに座っている選手に対して大金を投じるクラブは少ない。いくら金満クラブのニューカッスルだろうと、躊躇する確率が高い。

来シーズンも出場時間が確保できないとなれば、選手側が退団を要請する未来もあり得る。はたして、ジョー・ゴメスは今夏にリバプールを退団、もしくはレンタル移籍で、来季は別のチームでプレーしている将来はやってくるのか…?

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