ウェールズ代表DFネコ・ウィリアムズ…今夏での退団はなし!?リバプールはチーム残留に前向きか

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Will Liverpool explore the possibility of releasing Wales defender Neco Williams on a "buy-to-let" transfer? チーム

この冬に出場機会を求めて、リバプールからフラムに半年間のローン移籍を果たしたウェールズ代表DFネコ・ウィリアムズ。トレント・アレクサンダー=アーノルドの存在が大きく、ベンチを温める日々が続いていただけに、移籍は良いキッカケになった。

フラム加入直後からレギュラーに定着した同ディフェンダーは、来季からプレミアリーグ昇格を決めたチームに大きく貢献。チャンピオンシップで13試合に出場し、2ゴール2アシストを記録しており、半年間のみのプレーにも関わらず、チームを率いるマルコ・シウバ監督に大きなインパクトを植え付けた。

1位での自動昇格も決まり、今後は来季に向けた戦力補強の話題が慌ただしくなる。すでに中盤の要であるポルトガルU-21代表MFファビオ・カルヴァーリョのリバプール移籍が内定。後釜として、イスラエル代表FWマノー・ソロモン獲得を成立させているが、プレミアリーグを戦い抜くためにさらなる補強が必要だ。

ウェールズ代表DFも獲得候補に入ってくる。レンタル移籍のため、今夏にはリバプールに戻る同ディフェンダーだが、かねてより退団の噂が付き纏っており、所属クラブも適切な金額でのオファーさえ届けば完全移籍も容認する構えを見せていた。

『Liverpool Echo』によれば、フラムでの武者修行を経て、リバプールの同選手への評価が変わったらしく、今年の夏を越えてクラブに留めることに前向きのようだ。昨夏と今冬に放出候補にまでなっていたが、リバプールには売却を急ぐ意思は全くない。

1000万ポンド(約14億円)での売却を望んでいたものの、好ましいオファーは届かず。残された道はレンタル移籍しかなく放出した経緯だが、そんなレンタル先での活躍ぶりは首脳陣の評価を高める結果に繋がった。

報道によれば、ウェールズ代表DFはアンフィールドでの再チャレンジを希望していると言われている。それでも、フラムはプレミアリーグ経験を持ち、シルバ監督の戦術を理解している同選手の獲得には乗り気であり、完全移籍を成立させるための方法を探っている。

ただし、来シーズンもトレント・アレクサンダー=アーノルドのバックアップの立場は変わらない。もしも今季のギリシャ代表DFコスタス・ツィミカスのような好プレーを披露できれば、以前よりも試合数自体は増えるだろう。

しかし、イングランド代表DFからポジションを奪い取るのは半ば不可能。選手のキャリアを考えると、レギュラーとしてプレーできる可能性が高いクラブに移籍するのは現実的な選択肢だ。リバプールはバックアップ選手を獲得せねばならないが、ルイス・ディアスの移籍金も補填できるという意味合いでは良い売却になり得る。

未来のことは誰にもわからない。21歳とまだまだ若く、ブレークする可能性もある選手だけに、今夏での選手やクラブの動きには注目していきたい…

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