フィリペ・コウチーニョを獲得した元リバプール指揮官が語る、バルセロナで失敗してしまった理由とは?

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The former Liverpool manager who won Filipe Coutinho tells why he failed at Barcelona 未分類

インテル・ミラノから、2013年にリバプール移籍を果たしたブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ。当時は期待の若手のひとりであったが、まだネームバリューは高くなく、インテルでも出場機会の確保に苦しんでいた。

若き逸材に目をつけたのが、当時リバプールを率いていたブレンダン・ロジャーズ監督(現レスター・シティ監督)だ。小さなブラジリアンをアンフィールドに迎え入れると、その凄まじいテクニックとドリブル技術で、瞬く間にチームの中心へと成長。

相手のディフェンスを嘲笑うかのようにゴールに迫る姿に、サポーターの心をきっちりと掴んだ。左サイドを主戦場に、攻撃を牽引した “リトル・マジシャン” はリバプール通算201試合54ゴール45アシストを記録した。

ユルゲン・クロップ監督が就任してからもチームのレギュラーであることに変わりなく、リバプールに関わるさまざまな人から愛された。しかし、2018年にキャリアの大きな決断を下し、念願だったバルセロナ移籍を手に入れる。

リオネル・メッシや元チームメイトのルイス・スアレスとの共演が期待されたものの、スペインの地ではレギュラーを掴みきれずに、本来のパフォーマンスが鳴りをひそめた。バイエルン・ミュンヘンにローン移籍で出され、売却先をされ続けたブラジル代表MFだったが、アストン・ヴィラ移籍で遂にプレミアリーグ復帰を果たした。

手を差し伸べたのは、リバプールでともにプレー経験を持つスティーブン・ジェラード監督。いまではチーム内でレギュラーポジションを掴み、毎週のようにピッチでマジックを披露している。改めて、イングランド・サッカーとの相性の良さを感じさせる働きぶりに、プレミアリーグに招き入れた張本人のブレンダン・ロジャーズ監督は、”愛情” がバルセロナでは欠けていたと持論を展開した。

「彼がプレミアリーグで活躍する姿を見て、とても嬉しく思っている。プレミアリーグに連れてきたとき、誰もが彼のフィジカルを疑問視した。若い選手として、インテル・ミラノで彼を見たとき、個性的でフィジカル面でも対応できることを知っていたんだ。」

「リバプールでも素晴らしい活躍をしてくれた。私の指揮していた頃に彼は前進し続け、リバプールに信じられないほどの大金を残していった。自分の才能を発揮するために、最適な場所に行ったと思っていた。でも、それは環境がすべてだということも示したね。(フィリペ・)コウチーニョはリバプールで愛され、選手やクラブ、サポーターと素晴らしい環境の中にいた。」

「彼はその卓越したスキルを発揮し続けたが、バルセロナに移籍してからは、何らかの理由でそれが出来なくなった。彼は愛情を感じ、自信を与えてくれる場所にいる必要があると思う。プレミアリーグで再びプレーしている姿を見れただけでも、環境は整ったと言えるでしょう。」

「プレミアリーグは、彼のためにあるようなものだと思う。特別な才能の持ち主で、昔も今もそうだ。ワールドクラスのレベルにある選手だ。アストン・ヴィラで見せるプレーやパス、ゲーム・ビジョンには驚かされる。加えて、彼はとても素晴らしい人物だ。パスを出す能力もあるし、30ヤードから質の高いシュートを打つこともできる。」

スペインではうまくいかなかったが、イングランドでふたたび輝きを取り戻しており、その価値を知らしめている。アストン・ヴィラへの完全移籍も決まり、来シーズンにはアンフィールドでその勇姿を拝みたいところだ…

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