過去にはプレミアリーグで戦っていたストーク・シティで、通算453試合にもわたり、最終ラインを支え続けたDFライアン・ショウクロス。高い打点でのヘディングに加え、粘り強いディフェンスはイングランドを代表するほどに称賛された。
イングランド代表にも一度だけだが招集歴のあるセンターバックは、メディアの企画として ”悪夢のイレブン” を選出。名だたるスター選手に並び、元ストーク・シティDFはリバプールに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファンダイクを選び、その理由を赤裸々に語っている。
「フィルジル・ファンダイクは、徐々に史上最高のセンターバックになりつつあるし、このチームでは僕のキャプテンでもある。僕はずっと、まだ十分な時間が経っていないから、彼をベストディフェンダーにランクインさせることはできないと言い続けてきたけど、彼を見れば見るほど、プレーに欠点を見つけることができないんだ。」
「羨ましい限りだよ。彼はあらゆる面で10点満点だ。ボールコントロール、1対1、空中戦では決して負けない。試合を見事に読み切り、異常なほどのハイラインを維持するリバプールのプレスを支える。彼がトップになるのに、これほど時間がかかったことに驚いている。サウサンプトンでプレーしていたとき、僕たちのホームでPKを与えたが、それもこれまで見た中で最高のパフォーマンスの一つだった。ロールスロイスだ。7500万ポンドは破格だった。」
「アーセナルのチームに入れれば、彼らがタイトル争いに加わり、マンチェスター・シティに入れれば、20ポイント差でリーグを制覇するだろう。僕は彼を見るのが大好きなんだ。バレージ、イエロ、リオ・ファーディナンド、カンナバーロと肩を並べる存在だね。」
StokeonTrentLive
誰もが認めるその能力。ヘディング、フィジカル、リーダーシップ、1対1、ビジョン、ロングフィード、精神力、スピード、両足のキック精度とまさに完全無欠のセンターバックとも言えるほど全てを兼ね備える元サウサンプトンDF。
バレージ、イエロ、リオ・ファーディナンド、カンナバーロら一時代を築いたセンターバック陣らと並列に評価され、現役の中でも最高峰。ルベン・ディアスやカリドゥ・クリバリくらいしか同レベルのセンターバックは思いつかないほど、周りの選手たちのそれを上回っている。
今季も昨シーズンの大怪我から完全復活を遂げた同ディフェンダーは、プレシーズンから良いプレーぶりを披露。シーズン序盤は怪我の影響からか、本来の強さや速さが鳴りを潜めていたが、徐々にコンディションを整えて、いまでは昨季の怪我を感じさせないプレーぶりを見せ付けている。
なお、ライアン・ショウクロスが選ぶ ”悪夢のイレブン” には、現役だとカイル・ウォーカーやエデン・アザール、ガレス・ベイル、ルイス・スアレス、クリスティアーノ・ロナウドらが含まれて胃いる…