チャンピオンズリーグで4位に入り、プレーオフを勝ち抜き、新シーズンのプレミアリーグ昇格を果たしたノッティンガム・フォレスト。来季に向けて戦力補強を進める同クラブは、昨年リバプールからユニオン・ベルリンに移籍したナイジェリア代表FWタイウォ・アウォニイ獲得に迫っている。
数々のローン移籍を経て、やっとのことで英国での労働ビザを手にした同選手だが、強力アタッカー陣を有するリバプールではポジションがなかった。650万ユーロ(約8.45億円)の移籍金でドイツに活躍の場を移し、力強いフォワードは43試合20ゴールを記録し、5位フィニッシュに大きく貢献していた。
今年8月に25歳となるタイウォ・アウォニイは、リバプールではないクラブではなく、昇格組で念願のプレミアリーグ出場を果たす未来がありそうだ。『Liverpool Echo』によれば、移籍金2000万ユーロ(約26億円)で合意に近づいており、約10%がリバプールに支払われる。
ユニオン・ベルリン移籍に際して、セル・オン条項が含まれており、今回の移籍が成立次第、その条項が発動する。その金額は200万ユーロ(約2.6億円)。こんなにも早く行使されるとは思っていなかっただろうが、リバプールにとっては嬉しい臨時収入となる。
まだ正式に移籍が完了したわけではない。それでも、ローン移籍を含めて、2シーズンを過ごしたウニオン・ベルリンでの生活が終焉を迎える…のかもしれない…