2023年まで契約を残すリバプールMFナビ・ケイタ。兄貴分でもあるセネガル代表FWサディオ・マネがバイエルン・ミュンヘンに移籍し、昨夏には放出の噂が取り巻いたギニア代表ミッドフィルダーがだ、昨季は負傷で離脱する期間も以前に比べると短く、パフォーマンスが改善された。
圧倒的なプレーぶりとまではいかないものの、32歳になったジョーダン・ヘンダーソンがフル稼働が難しくなったこと、さらにはスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラもたびたび負傷で戦線を離れるタイミングで、チームを支え続けた。
シーズン後半戦には、明らかにユルゲン・クロップ監督からの信頼も高まり、カラバオカップやFAカップの両ファイナルでスタメンの座を得ている。新シーズンにはより絶対的な存在になるべく、一回り大きくなることが期待されている。
残り1年となっている契約の延長を目指し、リバプールは今夏交渉に臨んでいる。戦力として数えていることは明らかなのだが、ユベントスで戦力外扱いになりそうなフランス代表MFアドリアン・ラビオ獲得に向けて、元RBライプツィヒMFがまさかのトレード要員に挙げられていると、『Calciomercato』が報じている。
マンチェスター・ユナイテッドから同じくフランス代表MFポール・ポグバがユベントスに復帰したことで、出場機会が減少すると予想されるアドリアン・ラビオは、イングランド上陸を求めて、プレミアリーグの強豪クラブとコンタクトを図っているとも噂されている。
昨季は45試合に出場しているが、ナビ・ケイタ同様に契約は2023年まで。同じような立場になり、金銭譲渡なしでの純然たるトレードが行われるかもしれないというのが、今回の報道。
しかし、チーム内での序列が上がってきており、新シーズンにはジョーダン・ヘンダーソンらとポジション争いを繰り広げると予想されるだけに、現時点で売却であれ、トレードであれ放出されることはあり得ない。
さらには、中盤の獲得は来季まで待つと言われるリバプールにおいて、27歳となった元パリ・サンジェルマンは、そのプレースタイルからも獲得候補になる可能性は限りなく低い。
あくまで、娯楽の読み物として今回のトレード案を楽しみたい…