わずか18歳にして、北アイルランド代表デビューを飾ったリバプールDFコナー・ブラッドリー。イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドとのポジション争いも期待されたが、新シーズンは1年間のレンタル移籍で、EFLリーグ1(3部相当)で成長を目指す。
移籍先はボルトン・ワンダラーズ。かつてはプレミアリーグを謳歌していたクラブだが、いまやEFLリーグ1での戦いを余儀なくされている。昨季は9位に終わっており、首位ウィガンには19ポイントも差をつけられた。
今季こそチャンピオンシップ昇格を目論む同クラブは、才能豊かで成長盛りの若手DFコナー・ブラッドリーのレンタルに成功。北アイルランド代表ディフェンダーも今回の移籍に前向きであり、新シーズンにワクワクした気持ちを隠せていない。
「早く始めたくて仕方がない。監督に会うたびに、彼らのサッカーのやり方や、シーズンを成功させたいと熱く語ってくれて、始めるのが待ち遠しい。」
「監督は僕にどれだけここに来てほしいか、そして、ポゼッションを大切にし、チャンスをたくさん作るチームのプレースタイルについて話してくれたんだ。それらは僕にとっては心地よく聞こえて、移籍の気持ちを掻き立ててくれた。」
「監督と話すたびに、どんなサッカーをするのか、どんなサッカーを目指しているのか、さらには今シーズンの目標が昇格であると、伝えてくれた。そのすべてが気に入ったよ。」
「ほんとに大きなクラブだから、新シーズンが待ちきれない。」
ボルトン公式サイト
リバプールは新たにスコットランドU-21代表DFカルヴィン・ラムゼイを補強。ウェールズ代表DFネコ・ウィリアムズは退団見込みだが、ポジション争いはさらに激しくなる。カルヴィン・ラムゼイがどこまで通用するかは分からず、来季以降でまだまだ競争の余地はある。
ボルトン・ワンダラーズで飛躍を遂げ、肉体的にも成長できさえすれば、2023年にはアンフィールドでのプレーを手中に収めているかもしれない…