セネガル代表FWサディオ・マネがバイエルン・ミュンヘンに移籍。その穴を埋めるべく、リバプールが補強したのが、若きウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス。昨季41試合34ゴールを決めた将来有望なストライカーだ。
近年のリバプールでは珍しい大型フォワードで、高さでもプレミアリーグの屈強なセンターバック陣とも競り合える一方で、ウイングでのプレーもできるほどのスピードやドリブル突破も持っており、素早いカウンターにも対応できる。
最大の魅力は、やはりゴール前での決定力。モハメド・サラーやディオゴ・ジョッタらと切磋琢磨し、世界最高峰リーグでも自慢の得点力を披露できるようにしなければならない。ただし、期待度は高く、プレッシャーを跳ねのけ大活躍してくれることだろう。
元リバプールで、イングランド代表としても活躍したスチュワート・ダウニングも、ダルウィン・ヌニェスがアンフィールドで躍動できると信じている一人。ウルグアイの先輩で、過去にリバプールでもプレーしたルイス・スアレスを引き合いに出し、ファンはすぐに彼のプレーに興奮するだろうと予測している。
「彼をプレーを見れば、ファンは彼を好きになると思う。まさに南米のようなスタイルを持っているね。」
「少しルイス・スアレスのようなタイプの選手で、両サイドからクロスが入ることで、うまくやるだろうし、望むサービスを披露してくれることだろう。」
「ユルゲン・クロップはやりたいプレーに合わない選手を買うことはほとんどないからこそ、彼はうまくフィットするはずさ。偉大な選手になると思うし、サディオ・マネとはかなり違う。でも、異なるプレーや異なる特徴が必要なんだ。」
Liverpool Echo
これまでのフロントスリーとは異なる特長を持ち、元リバプール戦士が言っている通り、異なる強みを得たリバプール。最近はディフェンスラインに人数をかけられて守られると攻略に苦慮するシーンも目立つ中、両サイドからのクロスでゴールをこじ開けられるかもしれない。
はたして、初挑戦となるプレミアリーグでどこまでの結果を残せるのか…先人ルイス・スアレスが残したような成績や影響力を発揮できるのだろうか…?