ファビオ・カルヴァーリョ、ダルウィン・ヌニェス、カルヴィン・ラムゼイの3名を例年通り早めに獲得し、リバプールでの今夏における補強は終了とも言われており、ローン移籍や完全移籍での売却に力を注いでいる。
ただし、ファビーニョの控えは近いうちに獲得しなければならない。現時点で守備的ミッドフィルダーをカバーできるのが、ジョーダン・ヘンダーソンもしくはジェームズ・ミルナーであり、ともにベテランの域に差し掛かっている。
フランス代表MFオーレリアン・チュアメニへの関心が伝えられたものの、同選手はプレミアリーグ上陸に臨まずに、レアル・マドリードに新天地を求めた。リバプールは来夏にも新たなミッドフィルダー獲得に動くと言われており、その筆頭にはイングランド代表MFジュード・ベリンガム。
ルディ・ガレッティ氏(イタリア人ジャーナリスト)によれば、リバプールがスポルティングに所属するポルトガル代表MFマテウス・ヌネスに関心を寄せているそうだ。ただし、チェルシーやマンチェスター・シティらとの熾烈な獲得レースを制しなければならない。
🚨🎯 #Liverpool and #Chelsea have put in the crosshairs Matheus #Nunes.
— Rudy Galetti (@RudyGaletti) July 8, 2022
🔥 The #SportingCP midfielder is also followed by #ManCity: to date, no clubs have made an official bid yet. The race is open. 🐓⚽ #LFC #CFC #MUFC #Transfers pic.twitter.com/0XvuVwQV1f
ブラジル出身で、ポルトガル代表を選んだ同ミッドフィルダーは、サッカー王国らしく高い足元のテクニックを有しており、狭い局面でも自らのドリブルで打開できる。ダイナミックなプレースタイルで、前線への推進力も迫力満点だ。
昨シーズンは所属クラブで主力として活躍し、全大会を通じて50試合に出場。スポルティングでは通算99試合7ゴール8アシストを記録しており、安定したパフォーマンスを披露。怪我もなくプレーし続けており、首脳陣にとっては計算しやすいプレーヤーだろう。
ポルトガル代表でも2021年10月にデビューして以来、8試合でプレー。層の厚い同国代表ではスタメンになり切れていないが、着実に経験を積んでいる。当たられても簡単にはボールを奪われず、長い脚でボールを絡める獲るあたりは、プレミアリーグでも活躍できそうな印象を受ける。
とはいえ、リバプールにとっての最優先は、ボルシア・ドルトムントMFジュード・ベリンガム。ファビーニョとはポジションや特性こそ異なるが、中盤の底でもプレーできるため、ブラジル代表MFと並べて使うようなフォーメーションも考えられる。
今夏の移籍市場では動くことないだろうが、はたしてリバプールは来夏にどんな選手を迎え入れるのか?まだ1年後だが、いまから楽しみにしておきたい…