プレミアリーグまではあと1週間だが、イングランドで新シーズンの開幕を告げるFAコミュニティ・シールドが幕を開ける。昨季プレミアリーグを制覇したマンチェスター・シティと、FAカップを制覇したリバプール…まさにイングランドを代表する強豪クラブが相対する。
シーズン中のようなインテンシティは期待できないが、ともに大型補強を敢行して臨む新シーズン。リバプールはこれまでいなかったような大型ストライカー、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスを迎え入れ、ファビオ・カルヴァーリョらとともに新時代に片足を突っ込んだ印象だ。
新戦力の連携面でまだ解決すべき点も多く、昨季のスタメンがベースになる試合。前線には、元ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノが名を連ねる見方が多く、ウルグアイ代表の次世代エースはベンチからの途中出場が現実的な路線だ。
来週のプレミアリーグ開幕に備え、チームに弾みをつけたいリバプール。キャプテンを務めるイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンは全力を尽くすことを約束し、国内リーグで最大のライバル相手に勝利を目指していると、明かしている。
「これまで勝ち取れなかった、銀盾を獲得する新たなチャンスだね。」
「だからもちろん、僕たちは試合に勝ちたいし、トロフィーを獲得したい。そのために全力を尽くすし、翌週のプレミアリーグに良い形で臨めるようにしたい。」
「本当に面白い試合になることは間違いないし、みんな楽しみにしていると思う。選手もファンも、みんなが試合を待ち焦がれている。」
「僕らは調子が良いからこそ、土曜日には準備万端でマンチェスター・シティ戦に臨み、結果を残したいね。」
「僕たちはお互いをプッシュし合い、挑戦し合い、そのレベルは本当に素晴らしいものだった。考えてみれば、彼らは僕らが望んでいたよりも、少しだけ上を行っていたかもしれない。」
「でも、僕らにとっては、コントロールできること、つまり自分たちのパフォーマンスや結果に集中することで、今シーズンもまた良いシーズンを送れることを願っているよ。」
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チャンピオンズリーグやプレミアリーグ、FAカップ、カラバオカップ、クラブW杯と数々のトロフィーを掲げてきたリバプール・キャプテンだが、唯一掲げたことがないのがコミュニティ・シールド優勝でもらえる銀の盾。
32歳となり、選手キャリアがベテランの域に突入している同ミッドフィルダーは、これまでの経験値を活かして、チームを鼓舞し続ける。リバプールは幸先よく、タイトルを獲得できるのだろうか…