フラム戦で主力MFチアゴ・アルカンタラがハムストリングを負傷し、試合中に途中交代。精密検査の結果、最大で6週間の離脱が決まった。アレックス・オックスレイド=チェンバレンやカーティス・ジョーンズらミッドフィルダーが離脱しており、他にもディオゴ・ジョッタやイブラヒマ・コナテも戦線を離れている。
中でも怪我人が続く中盤を強化するために、メディアは今夏の移籍市場での補強を示唆。マルセロ・ブロゾヴィッチやマテウス・ヌネスらの名前を挙げ、緊急的な措置として中盤の選手を加えるのではないかと掻き立てた。
クリスタルパレス戦に向けたプレスカンファレンスに臨んだユルゲン・クロップ監督は、ミッドフィルダー補強に言及。クラブ内で何度も話し合いが実施されており、適切な選手が獲得できるチャンスがないため、チーム内の戦力で状況を打破する意向を示している。
「適切な選手とチャンスがあれば、実施していただろうし、実行するだろう。しかし、すでに多くの話し合いを設けており、何かが起こるようには見えないため、それ(選手獲得)はないだろう。」
「私はチームの強さ、規模、クオリティに満足しているが、怪我人がいる。それに対する解決策はいくらでもある。そのうちのひとつが移籍市場だが、それは適切な選手を連れてこられる場合にのみ意味を持つ。」
「他の解決策はすべてチーム内にある。怪我人が多すぎるのは明らかだ。ナビ・ケイタは月曜日には戻ってくるだろうし、コスタス・ツィミカスも今日初めて練習するから、戻ってくるかもしれない。」