アンフィールドで開催されたプレミアリーグ第2節。リバプールはクリスタル・パレスと相対し、序盤こそ猛攻を仕掛けたが、先制点を許す苦しい展開。ルイス・ディアスのスーパーゴールで引き分けに持ち込んだものの、開幕戦から2戦連続で勝ち点 “1” を手にするに留まっている。
この試合におけるハイライトは、アンフィールドデビューを飾り、しかも初めてスタメンの座を掴んだウルグアイ代表FW ダルウィン・ヌニェスの退場劇。試合を通して執拗にマークされ続け、イライラが募った同ストライカーは頭突きを見舞ってしまった。
試合後にはユルゲン・クロップ監督も一発レッドカードに異論はないことを明言しているが、過去リバプールで活躍した元ドイツ代表MFディートマー・ハマンは、大多数の見解とは違う捉え方をしているようだ。
「ダルウィン・ヌニェスは彼に歩み寄っただけだと思う。」
「頭突きでもなく、DFヨアキム・アンデルセンにぶつかっただけだよ。」
「ちゃんとした頭突きだったら、出場停止を延長するのも理解できるけど、彼はただぶつかっただけだから、3試合で十分さ。」
talkSPORT
出場停止を延長すべきとの声に反論したコメントだが、元ドイツ代表ミッドフィルダーにとっては頭突きではないらしい。映像では頭を振っているようにも見えるものの、人によって見方は変わるみたいだ。
いずれにしても、3試合の出場停止期間に頭を冷やし、今後のプレーやメンタル強化に向けた取り組みが行われることになる。同じくウルグアイ代表FWルイス・スアレスを思い出す人も多い中、ダルウィン・ヌニェスはこれ以上に問題行動を起こさないことを願っている…