プレミアリーグ第4節は各スタジアムでアクシデントが起こった。マンチェスター・シティはクリスタル・パレス相手に前半だけで2失点。最終的には4得点で勝利を収めたが、守備面に課題を残した。チェルシーも前半のうちに退場者を出し、10人での戦いを強いられたが白星で試合を締めくくった。
アーセナルもフラムに先制点を許し、マンチェスター・ユナイテッドもリバプール戦での運動量が嘘のようにサウサンプトンに苦戦。そんな中でも今節で最も衝撃的な結果となったのは、アンフィールドで行われたリバプール対ボーンマス戦だろう。
開始3分で先制に成功したリバプールは、立て続けにゴールを決める。前半だけで5得点を奪ったホームチームは、後半にも4得点を挙げ、最終的には9ゴールで快勝。ボーンマスは終始良いところがなく、1点すら奪えずにアンフィールドを後にした。
試合中には、ユルゲン・クロップ監督から声をかけられていたスコット・パーカー監督はサッカー人生において最も辛い日であったと気持ちを吐露し、プレミアリーグのレベルからすれば見劣りしていることを認めている。
「選手として、そしてコーチとして、最もタフな日だった。私が経験した中で、最も厳しく、最も辛い日であることは間違いない。」
「言うまでもないが、本当に屈辱的な経験であり、結果という意味ではかなり衝撃的なものだった。」
「そして、正直なところ、あまり驚いていない。なぜなら、ここでの対戦相手のレベルやクオリティは、今この瞬間に我々が持っているものよりもはるかに高いからね。」
「もちろん、言い訳をするわけではないが、あの試合では、セットプレーのゴールが本当にお粗末だったという点で、自分たちのせいであるゴールもいくつかあったし、それについては何かできるはずだ。」
「しかし、今の時点では、正直なところ、ファンにも選手にも申し訳ないと思っている。現時点では、これまでやってきたところからすれば、このレベルで少し能力が不足しているんだ。」
過去にリバプールに在籍し、昨シーズンにはチャンピオンシップで覚醒を遂げたFWドミニク・ソランケを有するボーンマス。マンチェスター・シティやアーセナル、リバプールと難敵が続いたところは気の毒だが、今後の奮起に期待したい…