中盤に限らず怪我人が相次ぎ、これまで主力を担ってきたジョーダン・ヘンダーソンやジェームズ・ミルナーらに衰えが目立つ。この夏の移籍期限が迫りつつある中、リバプールは新たなミッドフィルダー獲得に動き出した。
シェフィールド・ユナイテッドMFサンダー・ベルゲやRBライプツィヒMFコンラート・ライマー、ブライトンMFモイセス・カイセド…様々な選手の名前が候補として挙がる。そして、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズMFルベン・ネヴェスもその一人だ。
ウルブスがプレミアリーグ昇格を果たした際にもリバプール移籍が取り沙汰されたポルトガル代表MFは、トップリーグで146試合に出場し、サッカー選手として着実に成長。長短のパスで局面を打開でき、ディフェンスにおいても粘り強いチェイシングでボールを奪取する。
そのプレースタイルは確実にクロップ・サッカーにも適応できるはずだ。そんなウルブスMGは、これまでのキャリアで対峙した中で、対応が難しかった選手3人の名前を挙げ、彼らの能力を絶賛している。
「エデン・アザールを相手にしたときは、信じられないくらい、彼からボールを奪うことは不可能だった。」
「チアゴ・アルカンタラについて毎回言っているけど、これまで対戦してきた中で最高の選手の一人だ。」
「そして、エンゴロ・カンテのこともね。彼は守備も攻撃も信じられないほどだ。」
「最も恋しいものの1つはチャンピオンズリーグで、世界最高の大会だ。だから、それを達成できるように頑張りたい。」
The Times
ウルブスを率いるブルーノ・ラージ監督は99%残留すると断言。移籍可能性は狭まったと言わざる得ないが、まだ1%残っている。時間も候補も少なくなりつつも、ジュリアン・ウォードSDはマジックを起こせるだろうか…?