昨シーズン途中にリバプールに加わり、すぐさまチームに馴染んだコロンビア代表FWルイス・ディアス。豊富な運動量で攻守両面で輝きを発揮し、モハメド・サラーやロベルト・フィルミーノらとの抜群の連携を見せ付けた。
今季はセネガル代表FWサディオ・マネがチームを離れ、ドリブル突破だけではなく、ゴール前での決定力が求められる。左ウイングから切り込んでのミドルシュート以外にも、さまざまな形での得点に期待が高まる。
しかし、プレミアリーグ開幕3戦はチームにとっても、個人にとっても好ましい結果にはならなかった。中でも長年のライバルで、昨シーズンには大勝を飾ったマンチェスター・ユナイテッド戦はホームチームに翻弄され、リバプールらしいサッカーを出来ずに敗戦を喫した。
コロンビア代表フォワードもマンチェスター・ユナイテッド戦には落胆した様子で、思い通りにならなかったことを告白。結果的には9ゴールで圧勝したボーンマス戦に臨むまでの意気込みについて、気持ちの浮き沈みを明かしている。
「難しい試合になることは事前に分かっていた。」
「クラブ間にどのようなライバル関係が存在するかは理解していたし、自分たちの前に大きな課題があることも分かっていた。この日は、自分たちの思い通りにならなかったね。」
「これからは自分たちの仕事に集中し、トレーニングに励み、身体もしっかりと休めて、次の試合を楽しみにすることだ。勝ち点を積み上げて、シーズンをきちんとスタートさせたい。」
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ボーンマス戦では開始3分にヘディングゴールを叩き込み、先制点を奪取。後半にもコーナーキックからふたたびのヘディングシュートで2得点。うまく気持ちを切り替えて、印象的なパフォーマンスでアンフィールドに詰めかけたサポーターたちに希望を与えた。
モハメド・サラーが厳しいマークを受ける中、ルイス・ディアスの覚醒が必要不可欠のリバプール。プレミアリーグ2試合目で退場してしまったウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスとともに、新生フロントスリーを引っ張っていってもらいたい…