チャンピオンズリーグ・グループステージ開幕戦。リバプールはアウェイの地に乗り込んで、今夏に主力組を放出したナポリと対戦。拮抗した試合展開が予想されたものの、実際はナポリが4点を奪い快勝。PKを1回失敗するなど、失点数が5点でも6点でもおかしくない内容であった。
ユルゲン・クロップ監督は謝罪の言葉を口にし、再度チーム状態が良くないことを露呈した。フォワード陣は複数ゴールを奪えず、中盤はクリエイティビティに欠け、プレッシングも機能しない。ディフェンスもハイラインの裏を簡単に突破され、ほぼ毎試合のように先制点を与えている。
誰の目にも明らかだが、今季のリバプールは本調子ではない。過去にトッテナム・ホットスパーにも在籍したMFジェイミー・オハラは同クラブはCLを制覇する確率はないと断言し、準々決勝での敗退を予想している。
「今年は決勝に進出することはないと思う。準々決勝で敗退するだろう。以前のようなチームかどうかはわからないし、もしかしたら今は過渡期なのかもしれないね。」
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リバプールにとってのチャンピオンズリーグ開幕戦は散々たる結果に終わった。まだまだ巻き返せる時期であり、本領を発揮さえできれば2年連続でのCL決勝進出もあり得ないことはない。
ユルゲン・クロップ監督含めたコーチ陣、そしてピッチでプレーする選手たちは、現状を好転させて、チャピオンズリーグのみならず、プレミアリーグでも好成績を残すことができるのだろうか…?