サウサンプトンからリバプールに移籍して以来、ディフェンス陣のリーダーとして弱点だった守備を大幅に向上させ、いまや強みへと変えたのがオランダ代表DFフィルジル・ファンダイク。2020-21シーズンに大怪我を負い復活してからは絶頂期ほどの活躍とまではいかないが、プレミアリーグを代表するセンターバックであることに変わりない。
今シーズンはチーム全体が低調で、オランダ代表センターバックも精彩を欠いている。昨シーズンの疲れなのか、コンディションが上がらないだけなのか、簡単に裏を抜かれて、絶対的な強さを誇った “1対1” でも脆さが見え始めている。
それでも本調子にさえ戻れば、また中盤でのプレスが復活すればふたたび強固なディフェンスラインを築くことだろう。過去数シーズンに渡り、世界でもトップのディフェンダーとして君臨し続けてきた同ディフェンダーとの対峙が難しいと語ったのは、ブラジル代表FWネイマール。
「(フィルジル・)ファンダイクと対戦するのは難しい。センターバックとして、彼はとても強く、知的だからだ。」
「どのタイミングで相手を封じるか、どのタイミングでタックルに行くかを心得ている。だからこそ、難しいんだ。彼は知的だ。知的なセンターバックを相手にするのは難しい。彼らはミスをしないからね。」
DAZN Canada
バルセロナではルイス・スアレスやリオネル・メッシと世界屈指の攻撃陣を形成し、パリ・サンジェルマンでも全盛期を過ぎたとは言え、世界的なFWリオネル・メッシと再会し、次世代を担うフランス代表FWキリアン・エムバペと豪華なフォワード陣の一角を担う。
ブラジル代表でもエースで、この冬のカタールW杯での大活躍が期待される。オランダ代表DFも同大会に出場するため、ワールドカップを舞台に世界でもトップレベルの対戦が繰り広げられるかもしれない…