“ミラクル・レスター” を成し遂げたクラウディオ・ラニエリ監督は、クロップ監督率いるリバプールに感心!

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"Miracle Leicester" manager Claudio Ranieri is impressed with Klopp's Liverpool! 未分類

ジェイミー・ヴァーディやリヤド・マフレズ、岡崎慎司ら強力な攻撃陣を有し、エヌゴロ・カンテやダニー・ドリンクウォーターが抜群の運動量で中盤を支配。ウェズ・モーガンやキャスパー・シュマイケルら守備陣が懸命のディフェンスで失点を防ぐ。

その前のシーズンには降格が目の前に迫り、なんとか残留を掴んだクラブがプレミアリーグ優勝を成し遂げた話はいまでも語り草になっている。偉業を達成したクラブを率いたのが、クラウディオ・ラニエリ監督。

守備的なプレースタイルを得意とするイタリア人指揮官は、レスター・シティのディフェンスを立て直し、前線のヴァーディやマフレズの攻撃力を最大化する戦術がどハマりし、奇跡の成功ストーリーを書き上げた。

そんな同監督はディフェンスラインからパスを繋ぐスタイルを良しとしておらず、早めに中盤や前線に預けるプレースタイルを信条とする。後ろから繋ぐスタイルを “嫌い” と明言しつつも、クロップ監督が作り上げたリバプールのプレースタイルを褒め称えている。

「(後ろから繋ぐのは)嫌いなんだ。」

「確かに3本、4本のパスがうまく通れば、相手のハイプレッシャーを無効化でき、相手のディフェンスに隙ができるのは事実。」

「しかし、そのような精度を得るためには、特別な能力を持った選手が必要であり、誰もがそのような選手を持てるわけではない。」

「ユルゲン・クロップ監督のリバプールには感心している。彼らは棒立ちになり、800本の横パスや逆パスを出すようなことはしないからね。」

Corriere dello Sport

一躍、時の人となったラニエリ監督だが、その後は目立った成績を残せず。元々タイトルを取るよりも、降格しないようにチームを立て直すのが得意なだけに元に戻っただけと言えばそれだけ。

近年ではサンプドリアやワトフォードを指揮したものの、成績は微妙。2年持たずと解任されており、齢70歳となった現在はフリー状態。年齢的にも引退を考える時期に差し掛かっているが、経験豊富な指揮官は新たなクラブを率いることになるのだろうか…?

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