2020年にウルヴァーハンプトン・ワンダラーズからリバプールに加入したポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタは、高い決定力と適応力で早くからチームに馴染み、加入初年度にも関わらず数々のゴールを記録。
左ウイング以外にも、センターフォワードでプレー可能。前線からの疲れ知らずのプレスで守備でも貢献しつつも、モハメド・サラーやルイス・ディアスらとのコンビネーションも抜群。中でも魅力的なのは、利き足の右足だけでなく、左足やヘディングとあらゆるゴールパターンを持っていることだろう。
リバプールでは通算88試合34ゴール10アシストと、毎シーズンのように負傷で離脱する期間があるものの、定期的にゴールを沈める。リバプールに生まれ、リーズ・ユナイテッドで活躍するFWジョー・ゲルハートは同僚パトリック・バンフォードからプレー集を見せられたことを明かし、ヘディングでのゴールの数々に驚嘆の声を上げている。
「彼(パトリック・バンフォード)はプレミアリーグにいる他のストライカーのプレー集を見せてくれた。」
「リバプールFWディオゴ・ジョッタのゴールも見せてもらったよ。彼はヘディングシュートをたくさん決めるんだ。」
「パトリックは、” 最終ラインとゴールキーパーの間にいれば、ゴールを決められるよ!” と言ってくれたんだ。」
Sky Sports
重心の低いプレースタイルで、小さいながらも当たり負けしない。左足からのシュートも強烈で、リーズ・ユナイテッドで経験値を積んでいくことで、プレミアリーグでも屈指のストライカーになれるだけのポテンシャルを持つ。
ウィガンで成長を遂げ、有望な若手のひとりとして評価されるほどに。プレーのレベルを高め、ポルトガル代表FWのようにゴール前で決定的な仕事をすることができれば、子供の頃からサポートするリバプールにステップアップする未来がやってくるかもしれない…