プレミアリーグ2戦連続の延期となり、迎えた久しぶりのブライトン戦。アンフィールドに監督が交代したばかりのチームを迎え、今シーズンの不調から立ち直りを図りたいリバプールだが、試合序盤に2点を奪われ最悪のスタートとなった。
それでも、地力を見せたリバプールはロベルト・フィルミーノの2ゴールに、相手のオウンゴールで逆転。サポーターの大歓声に後押しされ、チャンピオンズリーグ・アヤックス戦に続いて白星を掴むかに見えたが、83分に同点弾を奪われ、結局は勝ち点 “1” を分け合うことに。
この試合に先発し、前半にはアウェイチームの柔軟かつ巧みな攻撃に翻弄された元カメルーン代表DFジョエル・マティプは相手チームのプレーぶりを褒め称えつつも、しっかりと調子を上げていかなければならないと主張している。
「ブライトンは本当に良いプレーをしたし、スタートも良かった。その中で僕たちはうまくいかず、彼らにかなり苦しめられた。後半は改善されたが、僕たちに対しての期待はこれよりも高い。」
「(ポジティブな要素について)どうなんだろう。ブライトンは本当に良いプレーをしていたし、勝ち点 “1” には満足できる。でも、もっといいプレーをして、もっといいスタートを切って、自分たちのクオリティを見せなければならない。」
「まだ試合はたくさんあるし、勝ち点もたくさんあるので、時間を有効に使ってまた調子を上げていかなければならないね。」
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負傷者も戻ってき始めており、ベストメンバーを組める。今後は本来のリバプール・サッカーを期待したいところだが、現時点では復調の兆しは見えない。ブラジル代表FWの復調やアリソン・ベッカーの好調ぶりはポジティブだが、それ以外に良い点が見当たらない。
疲れなのか、精神的な落ち込みなのか、ベストフォームを失っている選手も多い。負傷者を言い訳にできない時期に差し掛かっており、追い込まれ始めたリバプールの奮起に期待してしまう…