セネガル代表FWサディオ・マネがチームを去り、ロベルト・フィルミーノやモハメド・サラーも30代を迎えた。サッカー選手の寿命も伸びていると言えど、フィジカル面での落ち込みが襲ってくる年齢だけに、後継者育成には力を入れなければならない。
ディオゴ・ジョッタやルイス・ディアスら新たなフロントスリーとして力を発揮しており、若手にはダルウィン・ヌニェス、ファビオ・カルヴァーリョやハーヴェイ・エリオットらポテンシャル豊かな才能が集う。フォワード陣のさらなる強化を目指すリバプールは、アメリカ大陸に視線を向けているようだ。
ピペ・シエラ氏(コロンビア人ジャーナリスト)によれば、リバプールはシカゴ・ファイヤーに所属するコロンビア代表FWジョン・デュランをスカウティングしている。契約合意に向けた条件も把握しており、移籍金は1000万ユーロ(約13億円)になる見込み。
🚨 The same #Liverpool scout who followed Luis Díaz has gone to see Jhon Jáder Durán (18). ‘The Reds’ already know the conditions and that for €10M #ChicagoFire would let the Colombian go 🇨🇴
— Pipe Sierra (@PSierraR) October 3, 2022
👀 Told me that #Lille, #EintrachtFrankfurt and #PSV want the striker pic.twitter.com/dRAsnIwq6G
すらっとした長身に力強さを兼ね備える。利き足の左足でのダイナミックなプレーや強烈なシュートは魅力的で、メジャーリーグサッカーでは今季26試合8ゴール5アシストを記録。2022年9月にはコロンビア代表にも選出され、2試合で出番を得ている。
ただし、リバプールだけが狙っているわけではない。リール(フランス)やフランクフルト(ドイツ)、PSV(オランダ)らも関心を抱いており、同ストライカー獲得に乗り出す可能性があると報じられている。
リバプールに加入したとしても、いきなりスタメンは難しい。まずは経験を積むためにレンタル移籍か、カップ戦を中心に起用され、イングランド・サッカーに馴染むための時間を過ごしていくことになるだろう。
はたして、コロンビアの新星が次のステップアップとして選ぶクラブはどこになるのか…?