2018年の冬にリバプールに加入すると、直後の試合でゴール。それまで守備が壊滅的であったリバプールのディフェンスラインを見事に立て直し、個人としても世界的なセンターバックに急成長を遂げたオランダ代表DFフィルジル・ファンダイク。
2020-21シーズンには十字靱帯断裂の大怪我を負ってしまい、その後も最高のレベルまで戻っていないものの、世界でも有数のセンターバックとして君臨。トレント・アレクサンダー=アーノルドやジョエル・マティプらをまとめあげている。
ディフェンダー陣のリーダーであり、兄貴的な役割を担っているオランダ代表DFは、元イングランド代表DFガリー・ネビルとのインタビューで “チーム内で誰が最も面白いか” を問われると、プレミアリーグを代表する左サイドバックの名前を挙げた。
「アンディ・ロバートソンだね。彼は面白くて、スコットランド人で、気さくで、いつもジョークを飛ばしてくれる。」
「僕が加入する前、僕がリバプールにいなかったシーズンの前半から、彼(ロバートソン)はあまりプレーしていなかったんだけど、プレーするようになって、その関係がどんどん強くなっていったんだ。」
The Overlap
クラブ公式の練習風景や動画からもひょうきんな一面が垣間見れるスコットランド代表DF。同国代表ではキャプテンを務めるほどのリーダーシップを有しているが、リバプールではどこかイタズラ好きな弟という印象。
ジョーダン・ヘンダーソンやジェームズ・ミルナー、そしてフィルジル・ファンダイクら強力なリーダーシップを持つ選手たちがいるからこそ、いい意味で力が抜けて、周りを明るくするように振る舞えるのかもしれない…