カタールW杯が盛り上がりを見せる。ヨーロッパ勢には過酷な暑い試合会場で、ベルギー代表やドイツ代表が早々に敗退。デンマークも本来の力を発揮することなくあっけなく大会を去った。一方で、日本代表はスペインやドイツを破り、グループステージを突破。同じくアジア予選を戦ったオーストラリア代表もGS突破を決めており、アジア勢の躍進も目立った。
4年に一度開催される世界でも最も権威のある大会には、予選やプレーオフで敗れて、または代表に選ばれずに出場できないスター選手も多い。リバプールでは、ロベルト・フィルミーノがブラジル代表選考から漏れ、モハメド・サラーやルイス・ディアス、アンディ・ロバートソンらは出場権を得ることができなかった。
いずれもあと一歩で立てた舞台だけに悔しい気持ちは推察できる。かつてリバプールやバレンシアで活躍した元ブラジルU-23代表DFファビオ・アウレリオは出場が叶わなかった選手たちの気持ちを慮りつつも、悔しさをバネにさらに強くならなければならないとエールを送った。
「カタールにいないリバプールの選手たち(モハメド・サラー、ルイス・ディアス、ロベルト・フィルミーノ、アンディ・ロバートソンなど)がどう感じているかは分かっている。彼らはライバルだから、見ていて辛かっただろうね。」
「このようなビッグクラブでプレーしていながら、世界で最も重要な大会に参加できないなんて。控えめに言っても悔しいよ。」
「でも、その悔しさをバネにして、もっと強くならなければならない。」
「参加できないことで、モチベーションが上がるのは確かだ。その時はとても辛いけれどね。ポジティブに考えれば、選手たちは休養し、ピッチに戻って他のトロフィーを獲得するために必死になるだろう。」
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