カタールW杯中断期間を終え、シーズン前半戦からの復調を誓ったリバプールだが、状況はさらに悪化。マンチェスター・シティに敗れ、カラバオカップから脱落。リーグ戦では、アストン・ヴィラには快勝したものの、続くレスター・シティ戦ではオウンゴールのみで辛くも白星を手に入れた。
ブレントフォード戦では3失点で完敗し、FAカップではウルヴァーハンプトン・ワンダラーズを相手にアンフィールドでの試合にも関わらず同点に追い付かれ、微妙なオフサイド判定がなければ敗戦していた。
そして、リバプールのパフォーマンスはさらに悪化。乗り込んだブライトン戦では、ほとんど良いところなく無惨にも敗れ去った。最悪とも言える試合内容に対して、かつてのワンダーボーイ、マイケル・オーウェン氏も悪いプレーが目立っているとし、本来の姿を取り戻すために自分たちを見つめ直すべきと主張した。
「リバプールはいま、自分たちを見つめ直し、我々が知っている姿を取り戻す方法を見出す必要がある。」
「私たちは今シーズン “それ”(本来の姿) を見てきた。絶対に見てきたんだ。マンチェスター・シティを1-0で破り、ボーンマスを9-0で粉砕。チャンピオンズリーグでも好調で、次のラウンドに進出している。」
「しかし、一貫性のなさも見えてきた。実際、良いプレーをするよりも、悪いプレーをする方が目立っている。だから、彼らは我々が評価するよりも安定していると言えるが、正しい理由ではないね。」
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今シーズンでも最悪の出来となったブライトン戦を底に、復調の兆しを見せ付けたいリバプールだが、再試合となったウルブスとのFAカップ・3次ラウンドやチェルシーとのリーグ戦をキッカケとできるだろうか…?