ドルトムントがイングランド代表FWジェイドン・サンチョに給料爆上がりの新契約を準備か?

スポンサーリンク
Dortmund offer new deal to Sancho 移籍

ロンドン出身のジェイドン・サンチョはマンチェスター・シティ下部組織で成長し、トップチームの選手層の厚さに見切りをつけ、若くしてドイツに渡った。ドルトムントでは2018/19シーズンにスタメンの座を射止めると、一気にブレイク。いきなり12ゴール17アシストを記録し、全世界が彼の名前を知ることになった。

昨シーズンはコロナの影響があったにも関わらず、17ゴール17アシストと前年度のゴール数を上回り、さらにスケールアップして見せた。才能が止まることを知らない若武者には、マンチェスター・ユナイテッドが熱視線を送り続け、実際に話し合いもなされていたようだが、ドルトムントが膨大な移籍金を要求しているため、今夏での移籍はなくなった。

それでもレッド・デビルズも関心がなくなったわけではなく、来年に再チャレンジすると伝えられている。若手メイソン・グリーンウッドが順調な成長を見せており、必要性はそこまで高くはないかもしれないが、ネームバリューと実力は抜群。かつて在籍したクラブのライバルへの移籍が実現すれば、話題に事欠かない。

リバプールにもイングランド代表FW獲得の噂は付き纏っている。ユルゲン・クロップ監督はサンチョ獲得の噂を一蹴しており、実現性は限りなく低い。可能性があるとすれば、要求額が低くなったとき。つまりは、契約が1年を切るか、契約満了によるフリー移籍のみ。2023年まで契約が残っているため、この線も消えそうだ。

とはいえ、フロントスリーが30歳に近づいている事実は直視しなければいけない。ディボク・オリギや南野拓実がバックアッパーとして控えるものの、やはり実力差は否めない。期待の若手ハーヴェイ・エリオットはもう少し時間がかかり、ディオゴ・ジョッタはまずチーム戦術に慣れないといけない。

その点、ジェイドン・サンチョであれば、すんなり穴を埋められるはずである。左右ウイングでプレー可能で、もしかするとフィルミーノポジションすらこなしてしまう可能性も否定できない。得点力も抜群で、カウンター時のスピードも申し分ない。ドリブルにも優れており、プレッシングが未知数であるが、チームにフィットするだろう。

他にもバイエルン・ミュンヘンなど強豪がこぞって去就に注目しているイングランドの未来に対して、ドルトムントが長期での新契約オファーを準備しているとの報道が出てきた。給料面も大幅に改善されており、魅力的なオファーになりそうな予感がする。

一方、サンチョ本人が新契約が提示されたとて、それにサインするかは不透明だ。今シーズンこそ、ドルトムントで成長を続ける決意をしたが、マンチェスター・ユナイテッドの興味は本物であり、来シーズンこそはと意気込み新たに交渉のテーブルに着くはず。リバプールは参加しないにせよ、母国プレミアリーグでの挑戦は明らかに視野に入っており、引き止めるのは難しいという見方が大半。

リバプールのユニフォームに袖を通し、アンフィールドでファンを魅了するジェイドン・サンチョを見たい気持ちは大いにある。ただ、現時点ではお隣のマンチェスターに降り立つのが現実路線だろう。

もちろん、何も決まっているわけではない。急転直下(モハメド・サラーやサディオ・マネの移籍)の事態があれば、大金を使って、アンフィールドに呼び寄せることもあり得なくはない。将来は誰にもわからないため、現実味は低いが、楽しみながらサンチョの去就を追っていきたい。

移籍
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
タイトルとURLをコピーしました