前節のエバートン戦で、ジョーダン・ピックフォードとの交錯によって、脚を負傷したフィルジル・ファンダイク。ピッチ上で治療したものの、回復せずに、そのままジョー・ゴメスと交代し、試合を後にしていた。ピッチを去るときには、自ら歩いており、重症化しないことを祈っていたが、ACL(膝前十字靱帯)を損傷していた。
専門医による精密検査によって、ACLの回復手術を行うことになったオランダ代表DFは、まずは損傷の完治に集中することになる。その後から少しずつトレーニングを再開し、コンディションを戻していくため、復帰はだいぶ遠のいた。
本人が最も辛いだろうが、それでもディフェンスリーダーの離脱に心痛めるリバプールサポーターに対して、自身のインスタグラムで特別なメッセージを投稿している。
「今日の午後に主治医と会い、リハビリ計画を始めるために話し合いを行った。」
「いまは回復に100%集中するし、なるべく早く戻れるために出来ることをなんでもしていくよ。」
「落ち込みもしたが、困難の中にはチャンスもあると強く信じており、神の御加護によって、これまで以上により良い選手になって復帰するつもりさ。」
「サッカーにおいて、すべての出来事には理由があると思ってるし、今後についても冷静さ保って行動していくことが大切。妻や子供達、家族、リバプールのみんなの支えで、これからのチャレンジに準備できている。」
「すべての応援のメッセージに感謝したい。僕や僕の家族にとって大きな意義がある。チームメイトをサポートするために出来ることをすべてするつもりだし、今後の数週間は回復にしっかりと努めたい。必ず戻ってくるよ!」
力強いメッセージで、ファンは安心できる。とはいえ、簡単な負傷ではないため、しっかりと振り返さないように完治させた上で、最終ラインをふたたび率いて欲しい!!