今夏リバプールとの契約が満了するオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥム。契約延長に向けた交渉がまとまらず、フリーでの退団となる同選手はシーズンを通してバルセロナ移籍が最有力として報じられてきた。会長が変わり、同胞ロナルド・クーマン監督の去就が不透明なことが影響したか、スペインへの移籍は日に日に実現性が乏しくなっていった。
約5年間の在籍期間で、チャンピんンズリーグやプレミアリーグの頂点を経験し、目立たないが中盤のバランサーとして躍動し続けた。負傷者続出の今シーズンもフル稼働でチームを支えた元ニューカッスルMFには、クリスタル・パレス戦後に最大の賛辞が送られた。
https://liverpool-ynwa.jp/2021/05/24/4433221/
リバプールとの契約はまだ切れていないものの、気になるのが新天地。バルセロナ以外にも、インテル・ミラノなどイタリアからの関心も伝わっていたワイナルドゥムは、バイエルン・ミュンヘンとの合意が近づいているようだ。
『Sky Sports』によれば、バイエルンとオランダ代表MFとの交渉は前進しており、まもなく両者合意がなされると報じている。ブンデスリーガ王者は獲得の可能性を探るため、数週間前に代理人と話し合いを設けたばかりだが、交渉は順調に進んでいる。
タフなシーズンも終了し、ユーロ2020が待ち受けているとはいえ、自身のキャリアに集中できる。ユーロ2020開催前に正式発表となるか、それとも熟考するためにも大会が終わった後で決断を下すのか。引き続き、去就には注目が集まる…