EURO2020での活躍により、リバプールやチェルシーからの関心が寄せられているレアル・ソシエダFWアレクサンデル・イサク。同じくスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを欠くなか、代表チームのエースとして攻撃陣を引っ張っている。
巧みなドリブル突破や驚異的なスピード、恵まれた高身長とイブラヒモビッチの後継者として申し分ない能力と身体を有している。レアル・ソシエダでは得点力も向上してきており、今シーズンは34試合17ゴールと2試合に1回はゴールネットを揺らしている。
ベルギー代表FWディボク・オリギやスイス代表FWシェルダン・シャキリが退団濃厚で、日本代表FW南野拓実の去就もいまだ不透明。7000万ユーロ(約91億円)とも言われる法外な契約解除金にもかかわらず、元リバプールDFホセ・エンリケは古巣に対して、スウェーデン代表FWの獲得をオススメしている。
「レアル・ソシエダでプレーしているから、彼のことはよく知っている。」
「彼はトッププレーヤーでまだ若く、私なら確実に獲得する。アーリング・ブラウト・ハーランドや他のストライカーを獲得できないのであれば、彼を取りに行くべきだね。」
同じプレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドでも活躍したスペイン人DFは、地元スペインで活躍を続ける若手ストライカーを手放しで評価しており、古巣リバプールにとって有益な取引になると確信している。
ノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドやフランス代表FWキリアン・エムバペらトップ中のトップストライカーを逃すことがあれば、例え7000万ユーロ(約91億円)の解除金を支払っても安い移籍金になり得る。
しかし、現時点で約91億円の大金を支払うことは現実的ではない。複数の選手を売却してもなお、ひとりの選手に対して支払う額ではないのは明確。ましてまだヨーロッパで確固たる成績を残していない選手でもあり、設定されている移籍金は法外以外の何ものでもない。
かつてリバプールの左サイドバックとして存在感を見せたホセ・エンリケが望むような展開になるのだろうか?今夏の移籍市場はあらゆる面で見逃せない…