ドイツ代表の一員としてEURO2020に参加したものの、一度も出番を貰えずイングランド代表に敗れて大会を後にしたMFフロリアン・ノイハウス(ボルシアMG)。クラブでは、チャンピオンズリーグを含めて45試合8ゴール8アシストを記録しており、チームの主軸を担っている。
移籍金4000万ユーロ(約52億円)とも言われる元1860ミュンヘンMFは、シーズン途中からリバプールの関心が伝えられてきた。しかし『Echo』によると、同選手への強い興味はすでに薄れており、別のターゲットに視線を変更している。
そのターゲットとして報じられているのが、同じくEURO2020にオランダ代表メンバーとして参戦していたアヤックスMFライアン・グラフェンベルフだ。獲得に大金を要するドイツ代表MFよりも現実的な選択肢とされ、若干19歳で主要大会で2試合に出場した有望株をチームに加えるべく、選手の動向を注意深く見守っている。
同じく元リバプールMFジョルジニオ・ワイナルドゥムの後継者として獲得候補のひとりに挙げられていた。昨シーズンには47試合5ゴール6アシストとフル稼働したミッドフィルダーへの関心を強める一方で、イヴ・ビスマ(ブライトン)やジョン・マッギン(アストン・ビラ)らにも注意を向けている。
今後10年近く最前線で活躍できる可能性があるプレーヤーだけに、魅力的な選手であることに間違いない。それでも、最近はメディアに報じられる機会が減っていた。オランダ国内でも将来を嘱望されるMFライアン・グラフェンベルフは小さい頃から育ったクラブからの退団を決意するのだろうか。
そして、移籍先はどこになるのだろうか…?プレミアリーグのライバルクラブへの移籍も考えられる。セリエAやラ・リーガ、ブンデスリーガなどトップリーグへの移籍の可能性もあり、次のステップには各国から熱視線が注がれる…