ASローマからリバプールに加入したブラジル代表GKアリソン・ベッカーは、それまで弱点と言われていたポジションを180度転換させ、フィルジル・ファンダイクとともにプレミアリーグでも屈指のディフェンスラインを構築した。
チャンピオンズリーグ制覇の翌年には、クラブを30年ぶりのイングランド王者に導く。昨シーズンはホーム6連敗を喫したチームだが、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦で劇的なヘディングゴールを決め、3位フィニッシュに大きく貢献。
2019年にはGK版バロンドール『レフ・ヤシン賞』の初代受賞者となり、名実ともに世界トップクラスのゴールキーパーであることを証明してみせた。リバプールでは130試合に出場、ブラジル代表でも46試合とクラブと代表で絶対的守護神に君臨する同選手に対して、リバプールは契約延長に向けた交渉を進めていた。
ファブリツィオ・ロマーノ氏(スポーツジャーナリスト)はアリソンを巡る延長交渉が進展しており、まもなく契約合意がなされると伝えている。現行契約が2024年まで残っており、2年間延長し2026年までの契約を結ぶ見込みだ。
Liverpool are set to complete the agreement with Alisson to extend his contract until June 2026. The agreement is at final stages. 🔴 #LFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) July 17, 2021
Final details and clauses expected to be fixed in the next weeks, then Alisson will sign his contract extension with #LFC. 🇧🇷
来週には正式発表がなされると予測されており、サポーターにとって嬉しいニュースが待ち焦がれる。今後も絶対的な守護神としてアンフィールドで活躍する可能性が高まっているブラジル代表GKは、今シーズンに限らず、長期間にわたり後方からチームを支えることになりそう…