2011年にミルトン・キーンズ・ドンズFCからリバプールに加入した元イングランドU-21代表FWシェイ・オジョ。2015年にはトップチームに昇格したものの、出場機会を得られず、ローン移籍を繰り返している。
ウルバーハンプトン・ワンダラーズやフラム、レンジャーズなど数々のクラブを渡り歩く快足ウインガーだが、契約満了が2023年6月末と迫っており、今夏の移籍市場での売却が濃厚と思われた。しかし、最終的には買い手がつかずに、今シーズンはミルウォールFCで1年を過ごすことになった。
新たなクラブで再スタートを図るリバプールFWは、新天地で初めてのインタビューに応え、手厚い歓迎に対して感謝の意を述べている。また、監督からの信頼を感じており、チームのために全力を尽くしたいと明かしている。
「今日がこのクラブでの初日だけど、みんな歓迎してくれている。」
「監督とも少し話して、ポジティブな視点をくれた。ここまでは良い日になっていて、楽しみにしているよ。」
「移籍前に電話でも話して、監督は選手としてとても気に入っていて、数年前から見守っていたと言ってくれた。能力を示すためのベースを与えたいと伝えてくれ、僕は自分の実力を証明するだけだね。僕にとって最も重要なのは、プレーして能力を示すこと。その機会を与えてくれたミルウォールFCには感謝し切れない。」
チームに何をもたらすか尋ねられたシェイ・オジョは、自分のプレーを分析した上で、チームの勝利のためにできる限りを尽くす旨を語っている。
「勇気を持ってボールに触れ、選手たちを交わして、いくつかのゴールやアシストを決められる。自分ができることでチームを助けたい。ここ数年はチームプレーヤーとして振る舞ってきたし、さらに成長したいね。」
リバプールでの居場所がなく、別のクラブでキャリア構築が求められる同選手。昨シーズンもカーディフ・シティで41試合5ゴール7アシストとまずまずの結果を出しており、チャンピオンシップで通用することを証明済み。
昨季は11位と中位でシーズンを終え、今季は5試合でまだ1勝しか挙げておらず、今後の爆発に期待がかかる。そして、その中心としてリバプールFWが躍動してくれれば嬉しい限り…