ダービー・カウンティでサッカー人生をスタートさせたリバプールFWカイデ・ゴードン。今年2月に、元マンチェスター・ユナイテッドに在籍したウェイン・ルーニー監督率いるクラブから加入。U-18では8試合6ゴール3アシストを決めており、U-23でも4試合3ゴール1アシストを記録している。
抜群のスピードに加えて、切れ味鋭いドリブルで右ウイングを主戦場に活躍。得点感覚にも優れており、今夏のプレシーズンでも好パフォーマンスを披露。マインツやオサスナとの親善試合でもコーチ陣にアピールした同選手は、カラバオ・カップ第3ラウンドのノリッジ・シティ戦でトップチームデビューを飾っている。
将来が嘱望されるウインガーは、今年10月5日に17歳になったタイミングで初めてのプロフェッショナル契約を結んだ。フロントスリーが揃って30歳前後を迎えており、世代交代が叫ばれている中で、ハーヴェイ・エリオットとともに後継者の有力候補に挙げられている。
近く開花する可能性を秘めるカイデ・ゴードンは、リバプールに未来を誓った。フィジカル面を強化しつつも、徐々に試合経験を積んでいくことで、近くアンフィールドを歓喜の渦に巻き込む存在になってくれるはずだ…