近年はユースレベルでの若きアタッカーを数多く獲得してきたリバプール。トップチームでも出場経験を持つハーヴェイ・エリオットやカイデ・ゴードンを筆頭に、マテウシュ・ムシアロフスキやボビー・クラークらがアカデミーを中心に切磋琢磨している。
セルティックとのプロ契約を蹴って、アンフィールドへの移籍を決断したスコットランドU-17代表FWベン・ドークに続いて、リバプールはアイルランド代表の次世代を担う逸材で、デリー・シティFCのアカデミーに所属するトレント・コネ=ドハーティ獲得に迫っていた。
『90min』によれば、マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、セルティックらもデリー・シティU-19でプレーする同選手の獲得に乗り出していたものの、熾烈な争奪戦を制して、リバプールが新たな才能を手に入れた。
トレント・コネ=ドハーティは、右や左のウィングでプレー可能で、弱冠15歳にも関わらず、飛び級でU-19カテゴリーに所属している段階で、彼が持つポテンシャルの高さを物語っている。
アイルランドでは、U-16やU-17代表に招集されており、年代別で着実にステップアップしている。若手起用に定評のあるユルゲン・クロップ監督や、近年レベルアップを遂げている印象が強いリバプール・アカデミーは確実に魅力に映ったことだろう。
現時点で手に入る情報が少なく、どんな選手かわからないだけに、早くアカデミーに加わり、プレーする映像を通して、その才能をチェックしていきたい…