マンチェスター・シティからフリーで加入した元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーは、ユルゲン・クロップ政権で重要な役割を担ってきた。これまで通算285試合26ゴール44アシストを記録しており、激しくタックルも厭わないプレッシングはゲーゲンプレスを体現し続けてきた。
今季は36歳となった影響もあり、フル稼働は難しい日々が続く。それでも、試合終盤には試合を締めるために投入される機会も多く、そのキャプテンシーや高いインテンシティで中盤にふたたびエネルギーを注入する。
練習に取り組む姿勢も高く評価され、若手選手のロールモデルにもなっている元イングランド代表ミッドフィルダーだが、リバプールとの契約満了が近づいている。現行契約は2022年6月末まで。 残り2ヶ月を切ったタイミングで、リバプールも本格的に契約延長に動き出した。
『Telegraph』によれば、今夏を超えてもアンフィールドに残留させるために、契約延長オファーを提示しており、オーナー陣やコーチ陣も同選手の残留を強く願っている。契約期間は1年間が想定される。
かつてリバプールでプレーした経験を持つマイケル・トーマスは、ジェームズ・ミルナーを絶賛し、その柔軟性や精神的支柱としての役割はクラブに重要としつつも、プレー時間が減るであろう来シーズンもアンフィールドでプレーしているかどうかについて言及を避けている。
「ジェームス・ミルナーは100%、もう1年クラブにいるべきだ。」
「彼は決して悪いプレーをしない。どのポジションでも信頼できる選手の一人で、彼を起用する必要がある。カバーリングにも適しているし、ドレッシングルームにいるだけでポジティブだ。」
「今シーズンよりも出場時間が減るかも知れず、彼がそれを受け入れるかどうかはわからない。」
「クラブのために必死に働いてきたし、そんな選手をフリーで獲得できたのはクレイジーだよ」
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