『試合の流れを変えられる!』 – 元チェルシーFWが、“リバプール加入” フラムMFファビオ・カルヴァーリョの活躍に太鼓判

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Liverpool not giving up on second signing this winter? - The target is Fulham's 19-year-old midfielder Fabio Carvalho 移籍

この冬に逃した若き才能を、リバプールは移籍期限が過ぎた後も追い続けた。交渉は継続され、リバプールとフラムはクラブ間合意に達し、選手側とはすでに個人契約合意していた経緯もあり、スムーズに交渉は進み、MFファビオ・カルヴァーリョのリバプール移籍が決定となった。

フラムがチャンピオンシップで昇格を懸けて争っていたため、まだ正式発表こそされていない。それでも、すでにチャンピオンシップ優勝ならびにプレミアリーグへの自動昇格が決まった今、いつ正式発表が行われてもおかしくない状況だ。

圧倒的な得点力を誇ったフラムにおいて、セルビア代表FWアレクサンダル・ミトロヴィッチやウェールズ代表FWハリー・ウィルソンらと攻撃を引っ張り続けた若きミッドフィルダーは、シーズン終了まで1試合となった時点で37試合11得点8アシストと見事な数字を残している。

チャンピオンシップでも1位2位を争うタレントの獲得に成功したリバプール。スカウティングの能力に加えて、交渉術も巧み。過去数シーズン、チームを引っ張ってきた主力組のほとんどが30歳を超え始めている。世代交代が急務な中で、ポルトガルU-21代表MFは未来のリバプールを担うべき逸材と言ってしまって問題ないだろう。

イングランド国内に限らず、ドイツからも関心を寄せられていた同選手について言及したのは、チェルシー・アカデミー出身の元プロサッカー選手であり、『talkSPORT』や『チェルシーTV』などで解説者として活躍するサム・パーキン氏。その能力を評価し、あらゆる面で卓越していると絶賛を述べている。

「彼は信じられないほど才能があり、人を追い越す技術が好きだね。スキル、フィニッシュ、テクニックはもちろんのこと、ビジョンも卓越している。」

「17〜19歳の選手たちを見ていると、この若さでどうやってゲームを理解しているんだと思うことがある。でも、彼はよく理解している。でも、彼はそれを感じさせないし、身体もうまく使える。」

「彼は本物で、長らくチャンピオンシップで見てきたからこそ、彼の良さがわかるよ。」

「プレミアリーグでも試合の流れを変えることができる選手だと思う。」

いまから待ち遠しいファビオ・カルヴァーリョの加入。正式契約は7月1日からになる見込みで、プレシーズンからトレーニングに参戦する予定だ。

インサイドハーフでの起用になるのか、はたまたウィングでの起用も考えられる。ポジションに限らず、攻撃的な能力はすでにチャンピオンシップで証明済みであり、いかにリバプールでそれを実践できるかが直近の課題となる。

ハーヴェイ・エリオットやカイデ・ゴードンら歳の近い若手選手たちと切磋琢磨し、ベテラン選手たちから学び、さらに大きく飛躍してくれることだろう。そして、加入初年度であろうと、十分なインパクトを残してくれると期待したい…

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